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ホーム最終戦!今季2敗を喫する大阪にリベンジ成功【来場者数祝20万人突破】

いよいよ2023年みなさん”まちかんてぃー”(お待ちかね)のGWがスタートしますね(*'▽')
その始まりとなる4/29と30にbj時代から続く伝統の一戦とされる”大阪エヴェッサ”と対戦しました!!

今シーズンは大阪相手に2敗を喫するという相性の悪さを露呈しておりましたが…。
見事2連勝しリベンジに成功👏👏👏👏

今回はこの2連戦をピックアップして個人的レビューを書いていきます。

◇試合結果

GAME1 琉球75-大阪64 WIN
GAME2 琉球86-大阪72 WIN

今季大阪とはインサイドの厚みや日本人選手のサイズ差にキングスのアドバンテージが取りにくい部分が多くあり、さらに大阪の神PGこと”DJ・ニュービル”の強烈なOF能力の高さで試合を膜られる展開が続き、相性は良くありません。
しかしこの2連戦ではキングスのアイデンティティの一つである”チームDF”でアンサーを魅せてくれました✨

◇3Pを打たせないハイプレッシャーDF

この2連戦で最もゲームハイライトに上げられるプレーとしてはやはり”DF”でしょう。
1Q初っ端からスタメンの今村・小野寺がニュービルに対しファールも厭わない徹底したハイプレッシャーを仕掛け続け、特に彼の最大の武器である3Pを打たせないことに成功。
また、変わって出てくる牧・松脇・コー・田代らセカンドのウィング陣も強度を落とさない完ぺきなDFを披露し、GAME1はまさかの10得点のみに抑えました(o^―^o)

特にGAME1では試合終盤にニュービルとダーラムの1on1となる場面があり、リーグトップクラスのドリブルスキルで中に切り込んできますが、足がもつれて転んでしまい、ターンオーバーとなりました。
おそらくですがキングスの日本人ウィング達が前半からハードDFで気持ちよくシュートを打たせなかったことがボディブローのように効いていたことで、ニュービルにしては珍しいミスを誘発したと考えます(;^ω^)

ですがさすがのニュービル神も自分の得点が伸びないならと周りの選手を上手く活かすゲームメイクでGAME1を接戦にしてきましたね。
そしてGAME2は3Pではなく”ペイントアタック”中心に切り替えてand1を誘発し、”27得点”と立派な仕事ぶり(笑)
しかもその得点の多くは利き手とは逆の左ドライブから生まれているという恐ろしさ(笑)

次はこのニュービルについてもしっかり触れさせていただきます。(笑)

◇外国籍枠の”富樫勇樹”ことDJ・ニュービル

やっぱり彼の話をしない訳にはいきませんよね(笑)
いくらキングスが3Pをゼロに抑えたとはいえ大阪のOFの”全て”を掌握していた男です、一筋縄ではいかなかったですね(笑)

ニュービルのプレーって個人的な印象ですが、千葉の”ポイントゴッド”富樫勇樹同じレベルでいやらしいことができる選手だと思ってます(;'∀')
点差を離したい場面ですかさず決めてくる高確率の3P、スリーを封じられたならキレッキレのクロスオーバーと華麗なステップでペイント内で得点をもぎ取ってくる。しかもゲームメイクやアシストパスもクソ上手い…etc.

挙げればきりがありませんね(笑)
所謂NBAでいうところのクリスポールのような何でも安定してハイレベルにこなしちゃうヤバさを感じるわけです(笑)
だからニュービルと対戦する時は”サイズのある富樫を相手にするんだ”くらいのマインドでいかないと飲まれてしまうと思うんですよね~

でも世界ではこれだけのプレーができるPGがわんさかいるわけですから恐ろしい(;´・ω・)

正直GAME2のニュービルのドライブは日本人選手が”まだ”止められないレベルでバグっていた(笑)
キレキレクロスオーバーで相手を揺さぶり、怯んだ隙に急加速してand1をもぎ取るテクニックはNBA観てるようでした(笑)

”まだ”と表現したのは、日本バスケの将来性に期待を込めて使いました✌
河村以降の世代の選手達は、全体的にサイズも大きくなっていてさらにドリブルスキルも高まっています。
滋賀の湧川君や今年からオーストラリアに留学した”川島悠翔”君といったサイズ×身体能力×ハンドリングスキルを持った選手達がマッチアップする日は近いと思ってます。
なんならすでに今村がいいとこまで来てると思いますよ( ̄ー ̄)ニヤリ

少し脱線しましたが(笑)、ニュービルのもひとつ素晴らしいとこを挙げさせていただくと、コミュニケーションをしっかり取りに行く”リーダーシップ”ですね(。-`ω-)
特に若手選手に「今のポジショニングはこうするべきだった」といった形でしっかりメンター役もこなしているのは偉すぎる。
ただ点数取って終わりじゃないところに、ニュービルの人間性の素晴らしさも感じるんですよね(笑)

大阪はぜひニュービルと終身契約すべき(笑)

そしてこの大阪戦を見に来ていた育成年代のバスケットプレイヤー達に、ニュービルのテクニックが目に焼き付いているとうれしいなぁ~

◇古武術の精神を持った仕事人”木下誠”

ニュービルの引力に吸い寄せられるディフェンダー達の傍らで、空いたスペースをフルに活用し得点をもぎ取り続けたのがこの男。

どうやら実況のあったゆういち氏曰く、過去に「日本拳法」を学んでいたらしい。
だから彼自身の独特なリズムで相手を抜き去るドリブルであったり、針に穴を通すようなパス(だけどもめちゃくちゃ取りやすい)、そして前回対戦時に岸本の3Pを2ブロックしたDF力を持っているのだと理解しました。
本人にしかわからない”間合い”があるんだとか(;'∀')

木下の凄いところって前述したスキルもそうだけど”重大なミス”というものがないですよね(;^ω^)
あれだけOF/DFをニュービルと二人でハイクオリティにこなしているのにミスが少ないのはニュービルもやりやすいはず。
言い過ぎかもしれませんがBリーグ内でもそうそういないタイプの選手だと思ってます(笑)

確かGAME1の4Qで、PnRからビッグマンへパスと思わせての急ストップ→ターンを入れてフローターショットの動きは渋すぎた(笑)

実はかなりバスケ×武術っていろいろな繋がりがあって面白いんですよね~
力の抜き方/入れ方、1on1時の相手との間合いや空間認知力といった部分を武術から学べることが多くあります。
そんな木下を見ていると、自分の体を思い描いたとおりに動かせている印象が強い。

来シーズンの大阪から目を離せない理由の多くがこの男にも秘められています(笑)
大阪はDFの上手い日本人ウィングの獲得、優秀なセンターショーン・オマラと双璧のなせるタフなインサイドといった辺りを補強できれば広島/島根を食える存在になるのではないかと。
さっそく来シーズンが怖い怖い(笑)

ちなみに木下の武術エピソードについてインタビュー記事を見つけたので共有します👇(レジェンド石崎巧氏によるインタビューなのがこれまた秀逸)

そして武術×バスケに関する情報発信を行うスゲー方も併せて貼っときます。👇
この方の動画を参考に友人のシュートフォーム改善したら驚くほどに軌道がぶれなくなっておりました(;'∀')


◇うちのヒューやるじゃん!

GAME1はわずか3分ほどの出場になっちゃったけど次戦では12分半出場しインサイドで体を張り続けた!
ダーラムとセカンドからQ終わりに出てきてオフェンスリバウンドをもぎ取りまくったプレーはクーリーを彷彿とさせましたね✨
さらにはトランジションでいち早くスタートを切り、コーからのパスでレイアップを決めたのもよかった👏

今回ヒューのプレーで特に興奮したのがこれ👇

パススピードがついにキングスが求める水準まできていると感じました🔥
インサイドでしっかりポジションを取り、あのキックアウトができるだけでヒューの扱いはかなり変わってきます。
CSでのローテ入りは間違いないかなと(^^♪

そして極めつけはフローターショットをブロックしちゃう身体能力もヤバかった(笑)
すでに手から離れて宙を舞っているボールをはたくなんて、流石はバレーも出身の選手ならではな動き。

GAME2は12分半の出場にインサイドで6得点、そしてリバウンド6(OR4/DF2)、1BLKに加え「+/-」16点を記録!!
この「+/-」は桶さんも重要視するバスケットの指標の一つで、簡単に言っちゃうと試合に出てる間の得失点差を表します。ヒューはこの試合12分半の中で✙16点分の貢献をしたと捉える事ができます🔥
加入から早2ヶ月ですが、末恐ろしいポテンシャルです(;'∀')

この調子でいけば、おそらくCSではヒューを入れたビッグラインナップも使う気がしてきました。
当然そう簡単に使うことはないでしょうが、ゲームの流れによっては「ダンカン・ダーラム・ヒュー」のインサイド陣を組み、ダンカンの3Pやスペースを作ってダーラムのドライブを活かすフォーメーションが見れるかも❓
なんせヒューのパス能力が良くなってきているのでぜひ観たい🥺

◇セカンドユニットの成長

この2連戦をモノにできたのは”セカンドユニット”が安定して機能したのも大きかったです(^^♪
特にコー!DFは言わずもがな、OF時の判断がめちゃくちゃ良くなってる😭
空いたコースにガンガンドライブ仕掛けるわリバウンダーがポジション取れてたら3Pを迷いなく打つわでゲームのリズムを変えつつも流れを崩さない働きぶり。
ニュービルに対しても右ドライブを一切許さない徹底したマークは完璧だった。
左ドライブでやられたのはニュービルが上手すぎるから仕方ないねん(笑)

もちろんコーだけでなく牧・松脇・田代もしっかり貢献していました。
はGAME1でいつものバランサー業に加えて貴重な3本の3Pを沈め得点でも貢献。
松脇は両日とも3Pは1本の成功でしたが、GAME2ではG1の借りを返すDFやアシスト面で貢献。これは+/-(✙15)だったことからも伺えるかなと。
田代はGAME1こそ目立つ活躍はなけれど、積極性がなくなっていた時間帯に3Pを3本放つプレーは素晴らしいと思いました👏
入りはしなかったけどもこのワンプレーが後半岸本と今村の3P爆発に寄与したと考えますし、GAME2では田代がここぞという場面で3Pを2本沈めるという結果に繋がったと思いますね😊
インサイドでポジションを取ったクーリーに素早くパスを入れて大阪のカイル・ハントからファールを誘ったプレーもIQの高さが滲み出てました(笑)

このセカンドユニット達の活躍で、GAME2は3Q終盤からゲーム終了まで岸本と今村を休ませたまま勝利。
CS前に最高の形を魅せてくれました(*'▽')

この調子のままCSに挑めることを願う🥺

◇【祝】レギュラーシーズン入場者数20万突破

4/30(日)の試合をもってキングスがリーグ初となる1レギュラーシーズン入場者20万人を突破しました👏👏👏👏🎊

ホントにホント~におめでとうございます!🎊
今のところはキングスのみではありますが、試合数は違えどJリーグ並みの興行実績をたたき出したのは誇らしい!

やっぱバスケのカルチャーを根付かせるには”アリーナ”の存在もかなり大きいとつくづく実感。
当然沖縄という土地柄、バスケカルチャーが既に備わっているから当然と言えど、人がたくさん入れて演出も派手にやれる”ハコ”ってめっちゃ大事よね。

他県のBリーグチームもカルチャーを根付かせる大きな手段の一つにアリーナの建設は重要事項となってきていますしね。
早くから目を付けた木村前社長のビジネスセンスぱねえわ(笑)

この小さな島から大きなスポーツムーブメントに繋がっていけるよう私も沖アリに足蹴く通う所存です(笑)


◇まとめ

キングスにとっておめでたい日を連勝という形で飾れてホント最高の2連戦となりました(^^♪
しかもここまで2敗を喫していた大阪に連勝して五分に戻したキングスはさすがの修正力👏
他の上位が怪我などで苦戦している中、昨シーズンの教訓を糧にタイムマネジメントを徹底した試合運びで離脱を防いでる桶さんの手腕には驚かされますね。
GAME2に至ってはダーラムの24分54秒が最長のようですし(笑)

そしてやっぱ目立ったヒューですが、プレー面の活躍もですけど彼ってめちゃくちゃ”人間性素敵”ですよね😊
いつもファールしてしまったらすぐ駆け寄るし、やられても笑顔で返すしでそんなん男でも惚れるがな(笑)

また、うちの親に言われて初めて気づいたのですが、バッシュもなかなか履きつくした感が溢れてますよね(笑)
一つの物を大事にしているのもそうでしょうが、どこかいい意味で欲を感じないナチュラルさ。
なんか「藤井風」と似たような雰囲気を感じるのは私だけでしょうかw(顔も含め…)

いよいよ次節は最終戦となる広島とのアウェー2連戦!
優勝マジックまで1としたキングスは、ここで勝利し西地区6連覇を決めれるか⁉
今からワクワクが止まらない( *´艸`)


ーfinー


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