連続140字『長崎すひあすくわっど』2-68
「おお、そいはすごかね。あんたはかなり素早かとに」
金吾は感嘆し、茶器の中に目をやって微笑んだ。
緑茶の真ん中には、茶柱が立っていた。
*
時刻は午後9時。
100万ドルの夜景を眼下に、人影が浮かんでいた。
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「おお、そいはすごかね。あんたはかなり素早かとに」
金吾は感嘆し、茶器の中に目をやって微笑んだ。
緑茶の真ん中には、茶柱が立っていた。
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時刻は午後9時。
100万ドルの夜景を眼下に、人影が浮かんでいた。
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