面談の話。
会社で個人面談があった。
上司2人との面談だ。
いくつか質問をされてそれに答えていく。
僕は仕事を好きでやっているし会社への不満も特にない。
ノーストレスで働けている。
なので面談は滞りなく進んだ。
それはもうなめらかに。
スムーズに。
上司が「ちょっとスムーズに進みすぎてるから、もっと具体的に掘り下げて聞いていくわ」と時間稼ぎをするほどだった。
深掘りした質問にもつつがなく答えていく。
僕のようなタイプは結構レアケースらしい。
大体の人は不満があるしモチベーションの浮き沈みもある。
職場の人間関係問題も多少は言いたいことがあるものだ。
なので面談というよりも愚痴に対しての解決策を提案する時間になることが多いらしかった。
「君は他の人と違ってすごく楽で助かるよ」
そのようなお褒め?の言葉を頂いた。
そんな静かな面談の終わりに僕からの質問を催促された。
なので僕はこんな僕へのアドバイスはないか聞いてみることにした。
「…」「…」
上司2人は口を閉じた。
え?ないの?
何も?それとも僕に興味ない?
さっきの言葉は褒め言葉じゃなかった?
1人の上司が口を開いた。
「君は自分で考えて勝手に成長してくれるからそのままで良いと思うよ」
放任ですやん。
めちゃめちゃ言葉選んでますけど放任ですやん。
「勝手に」っていうてますやん。
もう1人の上司も口を開いた。
「強いて言えば声が小さいかな」
めちゃめちゃ恥ずかしい。
この歳で声小さいは恥ずかしい。
意見を言えないということではない。
音量。
ボリュームが小さいとのこと。
正直滑舌の悪さと声質のせいもあるとは思う。
だがそれでも聞こえないらしい。
アドバイスを貰い面談が終わった。
僕のこれからやるべきこともわかった。
声張ります!!
面談の話でした。
最後まで読んで頂きありがとうございました。