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『ナンバ走りをやってみた』の話。

黒子のバスケが再放送されている。
大人気漫画原作のバスケアニメだ。
懐かしい。
もう10年以上前のアニメになる。
10年経った今見ても面白い。
アニメの中で古武術を使う学校が現れた。
ナンバ走りという技を使っている。
両手両足同じ方を出して走る技。
通常は右足を出すと左腕を振る。
しかしナンバ走りは右足を出すと右腕を振る。
身体の「捻り」が少ない分体力の消耗を抑えられるらしい。
すごく走りづらそうだがそれは良いのだろうか。

気になったので自分で試してみた。
予想通りめちゃめちゃ走りづらい。
何か気持ち悪い。
頭が混乱する。
慣れの問題もあるのだろうが。
ひとまず通勤の徒歩で試し続けることにした。

正直何とも思わなかった。
慣れてくれば違和感はなくなった。
だが別段楽になったかと言えばそんなことはない。
通常時と大差ない疲労感である。
それよりも他人の視線を感じる。
気のせいかもしれないが見られている気がする。
変な歩き方をしているので目立つのだろう。

「あの人手と足同じで歩いてるよ」
「本当だ。緊張してるのかな」
「それともただのバカ?」

このような声が聞こえてくる(幻聴)

ナンバ走りをしてわかったこと。
特に体調に変化はないが他人の目が気になるのでやらない方がいい。


『ナンバ走りをやってみた』の話でした。

最後まで読んで頂きありがとうございました。


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