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世界でいちばん透きとおった物語

読書感想文
「世界でいちばん透きとおった物語」  杉井光 著

ネタバレ厳禁
電子書籍では絶対に読めない本

会ったことのない小説家の父。少年は父の原稿を探すことになるのだが…。

読みやすいストーリーで、展開もわかりやすいミステリー。
…ネタバレ厳禁なのでここまでにしておきましょう。
作家をめぐる話ということで出版や作家と編集者の関係なども描かれています。

Amazonではこの表紙が表示されている

昨日、セールに行ったついでに本屋さんに寄って購入した一冊。
ただいま書店で新潮文庫を購入するとステンドグラス風のしおりが一つ
いただける。(なくなり次第終了)
2024年の新潮文庫の100冊キャンペーン開催中で表紙の
グリーン色に惹かれて買いもとめましたの。

ストーリーの内容自体は「あぁ~、そんな感じ」と思って読み進み、最後に
ギャー、何を考えてるのこの作者は!と思わず本をマジマジとみつめてしまいましたわ。本を紙で読む醍醐味を味わえる一冊ですね。

個人的にはわりと主人公が訪れる場所が新宿や神楽坂、池袋等わたしにとっては馴染みのある場所であそこね~と思いながら読めました。
また、中学生の時はよくエラリー・クィーンとかアガサ・クリスティーとか読みまくり、他にも有名どころの作家の名前が出たりして久々にミステリー小説を読みましたが、面白かったです。

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