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侍タイムスリッパー

 本日観た映画は、「侍タイムスリッパー」
幕末の侍が雷に打たれたはずみで、時代劇撮影所にタイムスリップ!?

「それがし、斬られ役にござる。」とあるように、ひょんなことから時代劇の代役として「斬られ役」に抜擢された侍が、現代に溶け込もうと努力する姿が描かれている。やがて自分の生きていた時代の未来、歴史を知ることになるのだが…。

 個人的には、初めてその侍が「ショートケーキ」を食べるシーンが
特に好きです。ちょこちょこと関西系なお笑いも突っ込まれていて笑えたりもしますが、歴史の残酷さも胸にくるものがあります。

 死と生が、黒(夜)と白いもの(食物)で象徴され、
和の音(尺八や和太鼓)も映像と共に響いてくる。
劇場で観ると音はより臨場感をもって感じられるかも。

 なにより「侍として生きる」ということや、殺陣の素晴らしさ、
終盤の真剣勝負には息を飲むほどの緊張感がありましたね。観て良かったと思えた映画です。(昔は、よく時代劇を見ていましたから)

 新宿ピカデリーではこの日は一回のみの上映だったからか満席のようでしたよ。

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