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母の面会へ160

今日は、高齢者施設に入所します、母の面会に行って参りました。

母の居室に到着しますと、母は寝巻きのまま、ベッドに横たわってテレビを見ていました。

私「お母さん、こんにちは。あれ?どないしたん?」

母「腰が痛いから、部屋へご飯持って来てもろてるねん。」一昨日面会に来た時は、新年会に参加して元気そうな様子だったのに。話しかけても、頭がぼーっとした様子で、返事も無くて、何だか気怠そうです。

私「お母さん、眠たいん?」

母「‥‥(言葉を発さず、首を横に振るだけ)」

私「お母さん、お天気ええから外へ行こう。ビタミンDを産生しよ。」

母「着替えるのん、邪魔くさいから、手伝どうてくれるか?上は、寝巻きに上着羽織ったら、ええかな?」

私「ええよ。手伝うで。寝巻きに上着羽織ったら、大丈夫や。見えへんもん。」母の着替えを手伝いました。上は、寝巻きに上着を羽織って、下だけ普通のズボンに履き替えました。

母を車椅子に乗せて、出発しました。今日は、今年初めての訪問マッサージの日でしたので、訪問マッサージの先生の話をしました。

私「訪問マッサージの先生、年末年始どないしてはったんかな?」

母「静岡へ旅行に行ってたらしいわ。写真見せてくれてん。」

母とお喋りをしながら、河川敷に行こうとしましたが、風がかなり強かったので、河川敷はやめて、お日様の照っている道を選んで、ひたすら喋りながら歩きました。母は、手をヒラヒラさせて、ビタミンDを沢山吸収させようとしていました。

母「外へ出て、お日さんに当たったら、気ぃが晴れて来たわ。」

私「良かったわ。お母さん、元気そうになってきたで。」

居室に着いた時の母は、表情が暗く、怠そうでした。しかし、外に出て、日光浴をしたら、シャキッとして元気になったのです。日光浴の効果を調べてみますと、日光浴はセロトニンやビタミンDなどを生成し、体と心に良い影響を与えてくれるそうです。

セロトニンとは、脳内の神経物質の1つで脳の興奮を鎮めて精神を安定させる効果があるそうです。幸福感を高めるのに役立つ事から、「幸せホルモン」と呼ばれることもあるそうです。そして、ビタミンDとは、カルシウムの吸収促進、骨の成長促進、血中カルシウム濃度を調節する栄養素の一つだそうです。

母の腰痛が心配ですが、お散歩をして少し元気を取り戻せた事が、嬉しかったです。