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【ゾッとする妊活記】「お腹の子の性別」がある幸せ

「お母さん、私、赤ちゃん授かれるかな?」

横浜から広島に里帰りした妻が

入院中のお義母さんに問い掛けます

「大丈夫・・・授かれるよ」

お義母さんが妻の方をゆっくり見て答えます


「本当!?どんな赤ちゃんが見えるの?男の子かな?女の子かな?」

普通の人が見えないものが見えるお義母さん

どんな子が見えるのか、お義母さんに問い掛けます



おもむろに目をつぶったお義母さん

「そうね・・・


男の子が・・・


お好み焼きの中におる」


パッと目を開いて自分と妻を見ます


(あぁ・・・お義母さんは、病床でもゾッとするほど面白いなぁ)




・・・と、こんなやりとりがあったのが、12年前の春

天国に行く前にお義母さんが予想した我が子の性別は「男の子」でした



そこから時間が経って、昨年2024年9月

座敷わらしで有名な岩手県の菅原別館に子授け祈願で訪れた際に妻が夢で見たのも「男の子」



そして、他にも出逢った人はみんな揃って、「男の子」を予想



こんな背景もあって

妊活中は「もし男の子が生まれたら」の話で持ちきりでした



そんな中、昨年2024年末に唯一「女の子」を予想したのは、妻と自分の共通の美容師さん


「こしば屋さんを見てると、女の子が頭に浮かぶんですよねー」


(・・・えっ!?)


美容師さんの言葉をゾッとするほど重く受け止める自分


なぜかって・・・

この美容師さん、「神様の生まれ変わり」

と言われている人だから



見た目は至って普通に美容師さん

カット料も普通の値段ですが、色々と不思議なチカラを持っている方



「いやいやー、みんな男の子じゃないかって言ってますよ?」

と、一瞬、反論しようかと思うものの


(いけないいけない、相手は神様だった・・・)


神様の逆鱗に触れないよう

「そっ、そうなんですかねー、ははは・・・」

と、激しく動揺したままカットを終えました




そして、先月2025年1月5日

無事に「戌の日」を迎えます


妊娠5ヶ月目の最初の戌の日に

神社やお寺をお参りして、赤ちゃんを宿した女性のお腹を支える「腹帯」と呼ばれる、さらしのようなものをいただき

お腹に巻くと、安産できると言われている行事


東京だと「水天宮」が有名ですが

我が家が訪問させていただいたのは、鎌倉の「大巧寺(だいぎょうじ)」

鎌倉の大巧寺さん


妻の体調を考慮して家から近いところを選んだというのもありますが

子授け祈願でお世話になっていたので

お礼参りも兼ねて伺うことにしました


無事にお参りを終え

家に戻って腹帯を巻きます


腹帯(はらおび)


巻き終えて一息つくと


「そう言えば・・・アレ見る?」

アレが気になる自分


「絶対見ない!」

アレは絶対に見たくないという妻


実はこの大巧寺さんで戌の日にいただけるのは腹帯以外にも

・戌張り子(戌(いぬ)の形をした張り子のお飾り) 
・お札
・腹帯守(腹帯に入れるお守り)
・麻(産後に産婦の髪を結う糸)

そして、「秘妙府」なるものがあります

戌の日にいただけるもの


秘妙府は、出産予定月の1日に1粒、お産のときに2粒飲む小さい粒状のお守りのことなのですが

この秘妙府の「包み紙」がとんでもない代物


何がとんでもないかというと

包み紙が、「白い紙で兜の形」に折ってあると「男の子」

「赤い紙で金魚の形」に折ってあると「女の子」

が生まれてくると言われているのです



大巧寺さんで戌の日をした方のブログをいくつか見ると、的中率はゾッとするほど・・・ではなくとも結構高そう



男の子を育てる気になってる妻と自分は

「赤い金魚見たら、女の子を引き寄せそう・・・」

と思って、見るのを控えていました



そこから2週間ほど経過したある日

在宅勤務中のお昼休みを取っていたときのことでした


〈ブーッ、ブーッ・・・〉


妊婦検診帰りの妻から自分のスマホに着信が入ります



「・・・赤ちゃんの性別聞いちゃった」

妻からの突然の報告


生まれてくるまで性別は聞かないと言っていた妻でしたが、我慢しきれなかったようでした



(当然、男の子だろう・・・)

と、思いつつドキドキしながら妻の反応を待つと



「あのね・・・



どっちだと思う?」



・・・ゾッとするほど心臓によくない



「男の子・・・でしょ?」

間違いないと思いつつ、妻に問いかけると・・・



「あのね・・・




女の子だって」



(えっ・・・?)



「こしば屋さんを見てると、女の子が見えるんですよねー」


あの神様美容師さんの言葉が

ゾッとするほどフラッシュバックします


しばらく放心状態になった後

あることを思い出して立ち上がります


向かう先は、例の秘妙府


(秘妙府は何と予想してるんだろう・・・)


急いで手を洗います


「秘妙府の包み紙が白い兜だったら、先生の見間違いかもしれないよ?」

通話先の妻に呼び掛け

然るべき場所に置かれた秘妙府の前で手を合わせ

手に取った秘妙府の入った封筒を開けます


すると

封筒の中から出てきたのは・・・



「あっ・・・



・・・赤い金魚だ」



赤い金魚に折られた包み紙


赤い金魚に折られた包み紙はつまり「女の子」の暗示



生まれてくるまでは、まだわからないと思いつつも



大巧寺の秘妙府の包み紙にゾッとし

神様美容師さんの不思議なチカラにもっとゾッとしたのでした


以上!

ということで、生まれてくるまでわかりませんが

今のところは女の子の可能性が高そうです


今月も妊婦検診で超音波の映像を見たのですが

先生の見立ては、やはり女の子


妻も自分も赤ちゃんのお股あたりに膨らみを見付けては

「先生これって・・・もしかして!?」

と確認するのですが

「100%女の子です」

という、ゾッとするほどの塩対応(笑)


お腹の子に「女の子でもゾッとするほど可愛がるけど、男の子でもいいんだよー」とちょいちょい語りかけてますが


どっちが生まれても幸せですね


ということで

皆さんも男の子、女の子、どっちが生まれてくるんだエピソードあったらコメントいただけると嬉しいです

ちなみに、大巧寺/おんめさまの戌の日の詳細はこちらをどうぞ

ではまた!

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