さよならマエストロ 3話・4話 楽曲まとめ
芦田愛菜さん、苦しそうな表情の演技が上手で、こっちまで悲しい気持ちになってしまいます。そろそろ笑顔が見たいな。
3話冒頭:富士山とトランペット
ロッシーニ:ウィリアム・テル『序曲』
何度も言いますが、景色がものすごく良いですね。
響の回想シーン
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲第一楽章 二楽章
オープニング
ベートーヴェン:交響曲第6番『田園』第一楽章
毎回テーマに併せてオープニングの楽曲が変わるのは個人的にすごく好きで、しかもカットしたりアレンジ加えてないのも良いです。富士の麓の穏やかな環境で家族関係を取り戻したい夏目と、ウィーンの森で癒されたベートーヴェンをかけているのかな。
田園練習中
ベートーヴェン:交響曲第6番『田園』第四楽章
不穏で荒々しい四楽章(雷と嵐)は、団員同士のトラブルシーンにピッタリ(?)楽章の最後には嵐は去り、鳥がさえずり牧歌が聞こえる第五楽章に突入しますので、最後には仲たがいも収まる天気予報です。
コンマスが羽野に指摘されていた55小節目のスタッカートはこのあたりです。低弦はゴロゴロと聞こえる遠雷をイメージさせる動きが多く忙しいので、ヴァイオリンにはこのくらいきちんと弾いてほしいですね(笑)
はるみマルシェでの野外コンサート
ベートーヴェン:交響曲第6番『田園』第二楽章
オケ曲のチェロとトランペットの編曲、予想外でしたがすごくいいですね。田園の全楽章を野外で演奏するのはチャレンジャー。天候も長さも…!
4話冒頭:響が練習室で弾いていた曲
メンデルスゾーン:ヴァイオリン協奏曲第一楽章 一楽章
古谷の回想~ラストまで
ロッシーニ:歌劇『セビリヤの理髪師』序曲
『ウィリアム・テル』に続いて登場した『セビリヤの理髪師』。ロッシーニらしい軽快で口ずさめるほどの旋律が多く、終盤にかけてどんどん盛り上がる楽曲。オペラの導入として観客を引き込む序曲ですが、オーケストラコンサートの前プロ(1曲目)でも良く演奏される楽しい曲ですね。私の『セビリヤの理髪師』との出会いは、ビートルズ映画のエンディングでした。
ドラマ終盤、雑念まみれの演奏シーンは笑ってしまいました(笑)
ポイントどころではないタイミングでは、演奏者は指揮者をずっと見てはいないので、気付くほどの視線を送られたら集中力切れて演奏どころではないですね。次回の放送も楽しみです。