小学生、国語の文章題が解けない!?親がしてあげられること
こんにちは,umenoです.
小学校に入学してから,子どもたちが難しいと感じることの一つ
”文章問題”についてです
そして私自身も苦手だった覚えがあります···
私が現場や子育ての中で経験したことを踏まえ,「なぜ難しいと感じるのか」そして「何を子どもたちにしてあげられるのか」について記事にしました
この記事が小学生のお子さんをもつ親御さん,療育や教育関係者の皆さまにとって少しでも参考になれば幸いです
①言葉の意味を一緒に確認しながら読む
子どもと一緒に文章を少しずつ読んでみてください.
「この文章で出てきた○○って何かわかる?」
結構わからないことは多いです.
なので,単語の意味を確認する作業はとても大切になります.
一つ一つ言葉の意味を丁寧に教えてあげてください
②あらゆる年代,立場の人と喋って語彙を増やすこと
同年代の同じような感覚の子ども同士でしゃべっているだけでは語彙は増えにくいです
あらゆる年代,あらゆる立場の人と喋る機会を作ることをおすすめします
③経験を増やすこと
国語の文章題では
「アジアの子どもたちは・・・」や「山の中で○○の音が・・・」など色々な状況を表す言葉から始まることがあります.
つまり書き出しから,状況をイメージできないと,かなり理解が難しくなります.
大人が理解しやすいのは,実体験をしているということもあります.
もちろん1次経験,2次経験どちらでもですが,経験のあるなしで理解度が各段に変わります
よって子どもに色々な経験をさせてあげることは,文章読解のためにとても大切です
④日常生活で文法に気を付けて相手に伝える練習をする
「文中のことばを使って○○文字で書きなさい」
こういった問題が増えていきます.
自由に喋る,書くのではなく,日ごろから文法に気を付けて表出させることも大切です.
文章は相手に意思を伝えるツールです
”どのように文章を組み立てると,相手に伝わりやすいのか”
お子さんにはこういったことを伝えながら教えてあげてください
⑤黙読してイメージする練習
歴史的に文字が生まれてから,黙読する習慣は直ぐには生まれていないらしいです.下記に参考資料のリンクを貼っています.
つまり,「音読してイメージ」だけでなく「黙読してイメージ」の練習もする必要があるということです.
日常生活では読書習慣をつけ,内容についてのやりとりをするということが必要になります.読書習慣については以前記事にしていますので,そちらをご覧ください.
まとめ
いかがでしたでしょうか.個人的には文章題を沢山解く以外にも,やることが結構あるという印象をもっています.お子さんと楽しく国語を学んでいけるといいですね.
本日も最後まで読んでいただき,ありがとうございました.