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「子どもの集中力が無い」→「では何故?」と周囲の大人が考えることの大切さ
こんにちは,umenoです.
「うちの子は幼稚園で集中力が無いって言われるんです・・・」
こういった話は現場でよく出てきます.
本当に”集中力が無い”のでしょうか.
「集中力が無い」とすると「飽きっぽい」「中途半端」などとネガティブな印象で終わってしまい,教育者や支援者の思考はストップしてしまいます.
それは子どもにとっても非常によくありません.
今回は”集中力が無い”と言われた時にどう子どもを分析し,どう考えて接していくかについて記事にしました.
この記事が親御さんや教育,療育関係者の皆さまにとって少しでも参考になれば幸いです.
①まずは分析,なぜ支援者がそう思うのか
「活動中に立ち歩いてしまうんです」
「こちらの話を聴いていないんです」
「遊びが長続きしないんです」
こういったことは”集中力が無い”と言われる原因になっていることがあります.
本当にその解釈は合っているのでしょうか.
立ち歩く,話を聴いてない,遊びが長続きしない
→他に興味関心がある,活動そのものに興味が無い,姿勢を保持する力が弱い,深く遊ぶ方法を知らない
一つ掘り下げるだけでも,次に周囲の大人がするアクションが大きく変わります.
集中力が無いで思考を停止させず,まずは思考を一つ掘り下げていきましょう.
②周囲の大人ができること
「興味関心が持てるように伝え方を工夫してみよう」
「本人が興味を持っていることからはじめよう」
「体つくりをしていこう」
「深く遊ぶ方法を一緒に教えてみよう」
このように考えるとネガティブで終わらず,ポジティブな感じで次にどんどん繋がっていきます.
③まとめ
いかがでしたでしょうか.私の記事では毎回のように伝えておりますが,とにかく大人は思考を止めず”子どもの分析をすること”,そして療育や教育に関しては十人十色,個別性の高いものと認知して対応していくことを強くおすすめします.
本日も最後まで読んでいただき,ありがとうございました.