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小学生の時に身に着けておきたいこと【自主学習する力編】
こんにちは,umenoです.
大人になってからは待っていても誰も何も教えてくれないですよね.
つまり”自主学習する力”が必要だということは皆さん感じているのではないでしょうか.
”自分で課題をみつけ,調べ,まとめ,自分の意見を考えて相手に伝える”
これが出来ることが,本当に大事です.
ただどうしても就学後は,受け身のスタイルが多く,こういった力を育む機会が少ない状況もあります(ただ,学校の取り組みで自学を進めるような課題を出しているところもあります).
そのため,いかに自宅で取り組めるようにするかがポイントになります.
今回私の実践の中で,自学が出来るようになっている子の中で,取り組みが良かったと思うことをまとめてみました.
この記事が学齢期のお子さんをもつ親御さん,療育や教育関係者の皆さまにとって少しでも参考になれば幸いです.
①まずは基礎学力をつけること
当たり前ですが,読み書き計算などの基礎学力はつけておくべきです.
自分から情報をとっていかなければならないので,そこが曖昧だと情報を誤解してしまう可能性が高いからです.
日々の学習をみてあげて,正確に情報が取れるようにサポートをしてあげてください.
②興味関心のあるテーマをみつけること
お子さんの興味関心はどこにあるのかを常にみてあげてください.
昆虫,恐竜,料理,PC,ゲームなどなど.
興味関心のあるものに対しては,「○○って何?」と疑問を投げかけていきましょう.つまり,知識欲を刺激していくようなイメージです.
③調べるツールを貸してあげること
本,電子辞書,PCなどをいつでも貸せるようにしておきます.
学習する環境のすぐ近くに置いておくと,よいです.
「知りたい」,「分からない」と思った時に直ぐに情報にアクセスするようにすることがポイントです.
④なんでも良いのでアウトプットしてもらう
形に残るようにアウトプットしたほうがよいです.
つまり,データでも紙でも良いので書いてもらうという作業をしてもらいます.見せる相手は親御さんをはじめ,学校の先生,他の親族など誰でも良いので褒めてもらう経験をさせます.
⑤良かったものを選んであげたり,出来た数だけトークンを渡すこと
最初は継続するモチベーションのためにトークンを渡すことも有効です.
つまり,よくドリルなどである”シール”等々です.
「○○枚あつめるぞ!」がモチベーションであっても,とにかく繰り返すと知識欲の方が刺激されますので,「自分で勉強するほうが楽しい」となります.
とにかく繰り返し,継続することは大事です.
⑥親自身が日々勉強している姿をみせること
個人的には最も大切なことだと思います.
”親がその姿勢をみせていくこと”
つまり,暇があれば楽しそうに進んで勉強している姿をみてもらうこと.
ここに尽きると思います.子どもは親のことをよくみていますので・・・
まとめ
いかがでしたでしょうか.今回は自主学習する力についてまとめてみました.
この力は自分で生き方を選択する現代に,とても必要だと感じています.
子どもが生き生きと自ら学んでいき,新しい世界をつくっていけるようにしていきたいですね.
本日も最後まで読んでいただき,ありがとうございました.