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人を育てる時は”向き合い感情を共有して話し合うことが大切”【仕事における教育編】
こんにちは,umenoです.
仕事を続けていると,人に仕事を教え,育てるような役割になることがあると思います.
いろいろな職場があると思いますが,私が働いているような療育の現場では色々な世代が一緒に働くようなところになります.
「世代が違うからどうやって教えたらいいか・・・」
「私はやっているけどわかってくれない・・・」
今はいろいろハラスメントの問題も多く,”人を育てることの難しさ”を感じる人も多いのではないでしょうか.
「本や職場研修で言われたようにはできない・・・」
「感情が入ってしまう・・・」
人間ですから仕方ないことも多いと思います.
ただ,指導の本質はずっと変わらないと私は考えています.
それは”隣で一緒に経験して,一緒に悩み考え解決していく,そしてその時の感情を共有する”ここに尽きるのではないでしょうか.
今回は職場で人を育てる時のポイントを5つにまとめてみました.
この記事が、仕事の教育で悩まれている方にとって,少しでも参考になれば幸いです.
①フラットに向き合う
前提として,教える相手とフラットに向き合うことが必要です.社内での上下関係はあると思いますが,「一人のスタッフ」として尊重します.次の項目にも続くことですが,そうしないと相手から意見が出にくくなってしまうからです.
②教えるよりも”ディスカッション”
最終ゴールは,”一人で考えて動けるようになること”だと思います.そうした時,はじめから”考える作業”は入れるべきなのです.
本当に素人で,ほぼ仕事のことを知らない状態であっても「どう思う?」「あなたならどう考える?」といったことはどんどん聴いた方が良いです.
たとえ的外れといった答えであっても,「○○の時はそうなるかもしれないですね」とある程度拾ってあげてください.そうすると,次の時も意見を言ってくれるようになります.
何事も上手になるためには”数”が必要です.なので,はじめはたくさん意見を言ってもらって,少しずつ的を射た質問になるようにしていくイメージです.
③感情を表出する
ディスカッションをして,仕事にとりかかり上手くいったなら「いやー良かった!うれしいね」など感情を出していけると良いです.感情を共有できると,相手の考えていることがわかりやすくなり,教えられる相手も安心しやすくなります.
④感謝を伝える
①でも書きましたが,大切なのは相手を一人のスタッフとして尊重することです.もちろん手伝ってはいるのですが「助かったよ,ありがとう」と感謝を伝えると次に取り組む意欲に繋がりやすいです.
⑤少しずつ手を引く
ゴールは”自分で考え,自分で動き結果を出すこと”です.そのため,少しずつ助言の量を減らしていきましょう.助言の量は減らしても感情を共有したり,感謝を伝えたりすることを継続してくださいね.
まとめ
いかがでしたでしょうか.社会規範は時代と共に変化し,教育の仕方が常に問われるようになってきました.しかし,こういったことは本質であり,今後も変わらないのではないかと考えています.
今回も最後まで読んでいただき,ありがとうございました.