勝負所で勝つために
勝負所(しょうぶどころ)とは、勝ち負けが決まる大事な場面だったり、局面だったりのことを言います。
私は野球やサッカー、アメリカンフットボールの試合をよく観戦するのですが、試合の展開によって、どこが勝負所なのかと言うのは見ているうちに段々と分かってくるものなのです。
勝負所を見分けるには、まずは自分で体感して経験を積むのが一番です。
その上で、全体の流れを抑える必要があります。
野球であれば、一点差で負けている状況で、ツーアウト満塁。
バッターは、あまり打率の良くないバッターであれば、そのバッターよりも打つ確率の高いバッターを起用して勝負することになるでしょう。
サッカーだと、自分のチームがゴールはされないが、守っている時間帯が続き、膠着状態を打破したい時に、別の選手を起用したり、ボールを奪ったら、ボールをキープする時間を増やす策に出たりします。
アメリカンフットボールでもそうです。
タッチダウンが狙える場所や、状況を打破するために、スペシャルプレーと言って、その日とっておきのプレーを選び、チームで実行します。
こういった形で、どのスポーツでも大事な場面、勝負すべき場面は必ずやってきて、そこで勝負を賭けるのです。
勝負所を普段の生活にどう生かすかと言う部分ですが、勝負所で勝つための下地を作ることなのが大切だと私は考えます。
何事にもフルタイム、全身全霊で百パーセントの力で動けたら良いのですが、そうも行きません。
ならば、この時間帯は集中する、この時間帯は必ず休む。
そう言った形で、メリハリをつけて時間を過ごすやり方をすれば、集中力もつくようになるかと思います。
集中力がつくことで、勝負をする場面でも一生懸命動くことが出来るようになります。
また、メンタル部分を強くする必要があります。
勝負所に、後ろ向きな気持ちは禁物です。
一気呵成に攻める場面ですから、「こういう場面を待っていた」の気持ちを持つことが大切なのです。
そして、このような勝負をする場面で成功するイメージを持つことを、常日頃からイメージする訓練も必要です。
人生で、ここは集中すべき所、きちんとすべき所と言うのは必ず出てきます。
集中力と、強い気持ち。
普段から養っておいて、いざと言う場面、勝負所で活躍できるような人になって行くようにしましょう。
私自身、大阪の北新地で占いをしていた時に、何人かのスポーツ選手と知り合う機会があり、何度か占いのご依頼を受けたこともあります。
こういった勝負の世界で戦っている方の心の組み立て方を聞くことが出来たのは、私自身にとっても貴重な時間であり、貴重な体験をさせて貰ったと今でも思います。
自己鍛錬をすること、メンタルの大切さについて良く意見交換していたのを思い出し、今日の文章にしてみました。
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