文章を読む、書くのが楽しくなっちゃう本:レビュー(前編)
最近読んだ本の中に、「文章を読む、書くのが楽しくなっちゃう本 (QuizKnockの課外授業シリーズ02)」があります。
この本を読んで、私自身が振り返りをしたくなったので、今日はレビューをします。
今回、この本のレビューをまとめていたらかなり長くなったので、2回に分けて書いてみます。
前編:この本を読んで参考になったこと(このnote)
後編:ワークシートに沿ったこの本の感想文
今回は前編。この本を読んで参考になったことを書いてみます。
今回、自分の頭を整理することが目的で、この本の内容を書き出すことにしました。
この本は2章があり、「文章を楽しく読むために」、「文章を楽しく書くために」の2つで構成されています。
また、それぞれの章の最初には漫画があり、とても読みやすいです。
そして著者は東大クイズ王の伊沢拓司さん率いる「QuizKnock」が書いている内容なので、読書が苦手な方でも、学生でも読みやすい内容になっています。
私の場合、この本の2章「文章を楽しく書くために」を読みたかったので、この章のintroductionについて、自分用に知識の整理をしてまとめてみました。
いつもnoteで文章を書いている方にも、参考になるフレーズがあるかも知れませんので、ここから本の内容になりますが、一読して下さればと思います。
■はたらく文章
文章の書き方に正解はないが、はたらく文章を書く必要がある。
はたらく文章とは、伝えたいことをしっかりと伝えてくれる文章のことだ。
はたらく文章を作るためには、自分が何のために文章を書くのか、そのためには自分の文章に何をして欲しいか?
つまり、目的と機能について、しっかりと意識することが必要である。
■目的があって書かれる文章
何かの目的があって書かれる文章は、二つの種類に分けることが出来る。
一つは、共有、共感するための文章。つまり、感想文だ。
二つ目は、伝える、説得するための文章。つまり、小論文だ。
■感想文
感想文では、「どうして私がこう感じたか?」を伝える必要がある。
具体的には、テーマとなる出来事、あなたの心情、なぜ自分がそう感じたのか。この三つを意識する事で、目的につながる。
■小論文
小論文では、感想文よりも客観的に、より論理的に書く必要がある。
そのために、論理的な文章を書く「型」にならって書くことが求められる。
■読み手を迷子にしない方法
二つ大切なことがある。
一つは、あなた自身が、どんな目線からある出来事やある問題に取り組んでいるかをしっかり理解すること。
これについては、文章を書く時に、より深く理解していることが大切である。
もう一つは、読者がどんな目線から、あなたの文章を読んでいるのかをいつも想像してみること。
これは、読者があなたの心情や結論にたどり着くための道を、なるべく歩きやすい道を作ることが大切である。
今回まとめた内容について、この本ではどのように掘り下げると良いか、具体的なテクニックが書かれていますので、詳細はこの本を読みながらテクニックを手に入れて下されば幸いです。
明日は、この本を読んだ感想を、実践編として紹介されていたワークシートに沿って書いてみることにします。
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