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生トマトとバジルのスパゲッティ
こんにちは、料理人太郎です。
今日はお店でも出していた、
「シンプル 簡単 でもおいしい」
パスタレシピをご紹介。
あなたは「生トマトのパスタなんて酸っぱそうだなー」
と思うかもしれない。
んがっ、
正しい工程を踏んで作った生トマトのパスタソースは、心地よい酸味と凝縮したトマトのうまみ、甘味をしっかりと感じられ、いわゆる「酸っぱさ」は皆無。
火口が2つあれば大丈夫。たとえ1つしかなくてもソースだけ最初に作っておき、茹で上げたスパゲティをフライパンに入れて混ぜればよい。
ようは火口とパスタを茹でるための鍋、フライパンさえあればまあなんとかなる。
脆弱なキッチン設備や道具の不備を理由にあきらめず気軽に挑戦してみて欲しい。
ほんとにうまいんだから。
:調理時間=約15分くらい :費用=2人前で400円くらい
ではいきましょう。
材料)2人前
・オリーブオイル 40cc
・にんにく 2片
・バジルの葉 (軸も使う) 6枚
・よく熟れた生トマト 大2個
・塩 適宜
・スパゲッティ(乾麺2mm) 200g
・バター 20g ※無塩、有塩どちらでも可
準備する道具
・鍋
・フライパン
あると便利なのは、トングと耐熱シリコンゴムベラ
では工程
1 冷たいフライパンにオリーブオイル、皮をむきつぶしたにんにく、バジルの茎を入れ火にかけ弱火でゆっくり温める。 ※注①辛くしたければこの段階で唐辛子を加える ※注②事前にフライパンは温めない
ゆっくりにんにくとバジルの茎の香りをオリーブオイルに移しつつうまみをひき出すイメージ。
フライパンを傾けオリーブオイルを片側に溜めると良い。5分くらいかけてゆっくりクツクツと。にんにくがかるーく色づくまで。
絶対に焦がしてはならない。
2 トマトのヘタを取りその面を下に置く。そしてまず縦半分にカット。
そのあと断面を下にし5mm幅にスライス。
3 バジルの葉をせん切りにする。 ※断面積が大きいほど香りがよくでる
4 2でスライスしたトマトと塩3つまみをフライパンに入れ火を強火にしふたをする。
そして3分間蒸し炒めにする。
ここはビビらず強気の強火で。
※塩をこの段階でうつのは浸透圧でトマトから水分を引きだしそれを煮詰め凝縮させるため
5 トマトが煮崩れたらふたをはずし中火に。ソースが2/3の量になるまで煮詰め味見する。
6 沸騰したお湯でスパゲティを茹でる ※ポコポコ沸いている状態を保つ
スパゲティを茹でるお湯の塩加減は例えて言うならば、
「優しくまろやかでおいしいお吸い物の塩かげん」くらい。
ストイックに、「水に対して〇〇%の塩分濃度じゃなきゃ!」て、おうちではやんなくていいとおもいます。
6 ゆであがったスパゲティをザルにあけ(スパゲティのパッケージに書いてある指定茹で時間から1分〜2分くらい前)フライパンに加え中火のまま混ぜる 。
スパゲティのお湯切りはしっかりと。
せっかくさっき煮詰めたソースのうまみが薄まっちゃう。
7 ここで味見をし塩が足りなければ加えて微調整。
ついで刻んだバジルの葉、バターを加え全体が「とろりん」とするまで混ぜる。
8 皿に盛り付ける
さあできた。
お好みでエクストラヴァージンオリーブオイルやチーズ、黒コショウを振ってあつあつをフォークに巻きつけ口いっぱいに頬張ろう。
うん、ワインが飲みたくなりますね。
あわせるなら軽めのさっぱりした赤ワインがおすすめ。トスカーナのサンジョヴェーゼあたりが気分です。
こういう気軽なグラスでぐびぐびやってるとイタリア行きたくなります。
ちなみに写真のグラスはフィレンツェで買い求めたもの。
日本で買うなら木村硝子さん取り扱いのものが雰囲気抜群でおすすめ。
お皿は「サトゥルニア」のオーバル25
ぽってり厚みがあって大好き。
フィレンツェにはお気に入りの食堂が2軒あってそこでも使われてる。
本人撮影<trattoria sergio gozzi>
本人撮影<trattoria sostanza>
ではまた次回
チャオ チャオ
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![清水太郎(料理人)](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/39055655/profile_836e87e01e826d21821c4b25016f06d4.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)