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主人公補正

早いものでもう10月ですね。
皆様いかがお過ごしでしょうか。
シネマンガテレビリーダーの
たろちゃん組ですッ

さぁやって参りました!
本日も漫画コラムのお時間ッ!

今回はなんと王道バトル漫画にありがちな
一見何者でもなさそうな主人公が
実はとんでもない力を秘めていがち!な
内容に関してッ!!!

いやーこれもね、非常にあるあるですよ。

このね、実はこいつは
選ばれし能力のある人間、が
大々的に出るのって物語
中盤が多いですよね

大概、物語の始まりは落ちこぼれや
ポンコツ、なんのとりえもない
弱い主人公が文字通り
友情努力勝利の経験を経て
仲間を増やしながら力をつけて
悪に立ち向かうのがセオリー。

その途中、ストーリー中盤以降に
主人公がさらに深堀りされるような
展開がこのパターンにはよくあります。

落ちこぼれではなく
物語の核となる能力を与えられた子だった!?とか
実は主人公の力がラスボスに唯一
対抗できるもので彼無くしては勝てない!?とか
実は主人公の親がめちゃくちゃ最強で
その地を引いている!?だとか
主人公のパーソナリティをより
確固たる地位にするにはどれも
十分すぎる内容のもの。

結局、友情・努力・勝利じゃなくて
血統・才能・勝利じゃん!なんて
揶揄されるわけですけど
でも結局このパターンって
ものすごく興奮しますよね笑

少年漫画の中の父親は
かなりの確率でキーパーソンとなります。
実は伝説の作中最強の父親だったり
実は主人公を苦しめるラスボスだったり
最初は知らない状態で後から
大々的に取り上げられるからその
主人公とのギャップでより興奮するものです。
うぉおお!!!マジか!!!
それは熱い!!
というインパクトは絶大ですね。
(でも結局トンビが鷹を産むんじゃなくて
最初から鷹の子かいッ!!という
ツッコミは心にいつましまっています。)

でもね、でもですよ!
たしかに才能や血筋かもしれませんが
あえてこれに意を唱えるとすれば
物語中盤、そんな場面に至るまでは主人公は
きちんと友情努力勝利してるんですよね。
その後ももちろん。

現実ではどれだけの才能や
血筋があろうともそこであぐらをかけば
落ちていくこともあります。
結果を出してきた人というものは
才能があろうが血筋が良かろうが
それ以上にひたむきに努力してきたからこそ
主人公はますます強くなれると思うのです
僕は格闘技が好きですが
サッカーの〝キングカズ〟の息子
三浦孝太選手は総合格闘家であります。
親は人気プロサッカー選手、知名度もあり
華のあるルックスとスター性は超100点満点。
デビュー戦から注目されて賛否も割れてました。
七光りだなんだとバッシングを受けていたこともあります。
ですが彼は当然のことながら
最大限の努力をしてリングに上がり
勝利したのです。彼のファイトは
基本に忠実かつ流れるような応用技の数々。
類い稀な裏の努力あってなせるものです。
親があのキングカズだろうが
七光りだと言われようが
彼は実力で勝ったのでした。
とてつもなく格好良かったです。
彼もまた現世にいるジャンプ系主人公でしょう。

だからはっきり言って
才能があって環境や親にも恵まれているとされる
キャラクターも現実の人間も
それ以上に努力はしてると思うんです。
むしろそういう人の方がさまざまな
プレッシャーの中で戦っている。

才能や環境に恵まれた上に
努力をし仲間を信頼して勝つ!
なんとも美しい勝利の
姿ではないでしょうか。

結局誰もが努力なくしてその地位は
得られていない。才能の大小に限らず。

主人公補正と呼ばれるものは
こんな感じで解釈すれば
僕の中ではとってもしっくりきます笑

今回はそんな回である!?少年漫画あるある!
それではヴァサラ戦記最新話、お楽しみに
ちゃお👋
たろちゃん組

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