初心者のためのカメラ講座 | F値が持つ力
こんにちは!カメラマンの「たろ」です!
初心者のためのカメラ講座!!皆さんの写真ライフをより良きものにできるように全力でサポートしていきます!今回も頑張っていきましょう🔥
1)本日のテーマ
本日のテーマはこちら!!
「F値」を理解しよう!!
お〜!やっとカメラの勉強っぽくなってきた!
でも、「F値」って聞いて、私の身体すごく拒絶反応を起こしてる、、、
ただでさえ、英語だって中学生の時から嫌いだったのに。。。
そんな声も聞こえてきそうですよね。
僕も、カメラを始めた当時はそう思っていました。
でも、覚えることは少ないですし、仕組みを理解すればとても簡単なので、身構えずサクっと学んでしまいましょう!
2)F値って何ができるの??
F値は大きく分けると2つのことができます。
正直、これだけ覚えてもらえれば、F値に関しては大丈夫です!
ひとつずつ見ていきましょう。
①「明るさ」を調整できる
F値を調整することで、写真の「明るさ」を調整することができます。
まずは、F値の数値は気にせずに以下の写真を見てください。
左の写真が明るくて、右の写真が暗いと思います。
次に、F〇〇の数値を見てみましょう。
明るい方の写真は「F1.8」、暗い方の写真は「F4.0」になっています。
つまり、F値が小さいほど明るく、大きいほど暗いことが分かりました。
②「ボケ感」を調整できる
F値を調整することで、写真の「ボケ感」を調整することができます。
先程と同じように、F値の数値は気にせずに以下の写真を見てください。
他の機能で明るさは同じぐらいに調整しています。
この2つの写真は同じぐらいの明るさですが、どこか違くないですか??
...
そうですね、なんか左の写真はボワッとしているのに、右の写真はキリッとしていますね。
このボワッと感を作り出しているのが、写真の世界でいう「ボケ」というやつです。
特に、赤枠で囲まれた ”背景” は大きくボケ感が違うと思います。
加えて、少し分かりにくいかもしれませんが、オレンジの枠に囲まれた手前の部分(カメラの世界では背景の逆で "前景" と言います)も、左の写真はボワッとしているのに、右の写真はキリッと箱のザラザラ感が分かりますね。
次に、F〇〇の数値を見てみましょう。
左のボワッとした写真は「F1.8」、右のキリッとした写真は「F8.0」になっています。
つまり、F値が小さいほど前景や背景がボケやすく、F値が大きいほど前景と背景がくっきりと写る、ということが分かるかと思います。
以上のことから、F値は「明るさ」と「ボケ感」を調整する力があると理解していただけたかなと思います!
3)本日のまとめ
・F値は「明るさ」と「ボケ感」を調整する力がある
・F値が小さいほど明るく、F値が大きいほど暗い
・F値が小さいほどボケやすく、F値が大きいほどくっきり写る
さいごに
次の章では、このF値の「明るさ」と「ボケ感」を調整する力が、なぜ起きているのか仕組みの部分を説明しようと思います!
仕組みの講座は、しっかりと理解したい方は読んでいただいて、あまり難しいことまで知りたくないという方はスキップしていただいて構いません!
F値は「明るさ」と「ボケ感」を調整する力がある
これだけ覚えておいてください!!
それでは、また次の講座で!!お疲れ様でした!!
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