認知症|もの忘れと記憶のしづらさの違い
もの忘れと記憶のしづらさは違う。
記憶は
【記銘(入れる)】
【保持(維持)】
【想起(思い出す)】
の3つのプロセスがある。
物忘れは【想起】の問題。
記憶のしづらさは【記銘】の問題。
ChatGPTさんにも聞いてみよう。(少し手直し)
では「さっき言ったでしょ」といった時の反応の違いを例えてみる。
もの忘れの場合
あっ、そうだった。忘れてた。ごめん、ごめん。
記憶のしづらさの場合
えっ、なにそれ?そんな話聞いてないよ。
となる。
この反応に対して、記憶のしづらさについて理解がないと、、、
なにそれじゃないよ!自分で言ったじゃない!嘘つき!などなど、辛辣な言葉をぶつけてしまいかねない。
こんな言葉のやり取りをしていたら人間関係は壊れてしまうだろう。。
ただ本人は本当に嘘をついていない。
なぜなら記憶が出来ていない、本当に聞いていない(覚えていない)状態だからだ。
周りから見ていると同じことのように見えるかもしれないが、この違いはとても大きい。
まとめ
【もの忘れ】と【記憶のしづらさ】の違いを理解することは認知症に関わりがある人にとって、大事なことのひとつだろう。
今年の高齢化率の予測が30.1%であると言われている。ということは誰でも、いつでも認知症に関わる人になりえる。
違いを理解してよい人間関係を作るために備えておきたい。こちらの本はとても参考になった。