Cannes Lions事例メモ PR部門篇 #13「Harmless Guns」

Harmless Guns

2019年PR部門Gold作品
CL: Dagoma(仏・3Dプリンターメーカー)
Agency: TBWA\Paris

概要

目的:
3Dプリンターで作成できる銃の設計図がネット上に溢れている。
これらは素材が金属でないので金属探知されず、製品番号がないので追跡などもされない。
こうした3Dプリンターで作成できてしまう銃を無くすことと、簡単に銃が作成できてしまう状況への問題提起。

アイデア:
無害な3Dプリンター銃(=Harmless Guns)の設計図を、本物の設計図かのごとく肉眼では分からないようにして、400以上もネット上にばら撒いた

効果:
・プレスキットとして配布したことで、メディア露出
・ウェブサイトへのアクセスが 43% 増加
・売上が 31% 増加

感想

・正直3Dプリンターの銃があること、それらが金属探知されないなど自分にももしかしたら危害が加わるかもしれないことを知った。
・ばら撒いたHarmless Gunsの設計図の数が圧倒的。本気さが伝わる。
・最新技術の問題点は、まだ指摘しきれていない(企画を考える上で大事な通り道)

抽象化

◎良い情報を、あたかも良いものとして流さない

参照


この記事が参加している募集

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?