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アーサナの名前を覚えるコツ


アーサナの名前は覚えたほうが良い

生徒さんから「アーサナの名前が覚えられないけど、どうしたらいいのか?」という質問を受けました。

アーサナの名前は覚えたほうが良いです。ヨーガ用語で使われる言語である「サンスクリット語」で覚えた方がいいけど、最低限、日本語での名称で覚えておくと良いです。

教える立場からすると、クラスでアーサナ名を言ったら、「あれか」と自主的に動けた方が、こちらもこういう動きだよと説明する時間が省けるし、
教わる立場でも、アーサナ名が分かっている方が先生に質問するのもスムーズです(互いの時間を奪わないで済む)。


クラス中に話の流れでアーサナ名を出すことがあるけど、名前が分かっていないと、これまたどんな形か説明するところから説明しないといけないし、その過程がなくても、聞いていて話についていけないこともあるからです。

あとは、サンスクリット語でアーサナ名を覚えておくと、他のヨガ用語やマントラも頭に入って来やすいです。←ヨーガ用語は哲学を勉強する上で大切です。
日本語も聞いたことがない単語でも、日本語に慣れているから頭に入りやすかったり、忘れても「なんとなくこんな感じ」という形で、穴を音や似た言葉で補って記憶に残るのと同じです。
こんな感じかな?という言葉でも、そこから調べたり(最近は検索で間違った言葉を入れても、「もしかして◯◯」という風に検索かけてくれるし)、先生に聞くことが出来ます。

アーサナ名の覚え方

①最後のクラスだと思って集中して聞く
大体、人は必要性を感じたり、集中して見たり聞いたりしないと覚えないので、毎回持って帰るつもりでよく聞くという習慣を持つといいです。

あとは、クラスに参加する時の姿勢にも関係ありますが、「このクラスに参加出来るのは最後かもしれない」という気持ちで臨むと、集中出来るし記憶にも残ります。
実際に私はそうしていました。最後に教わった先生は、自分の子供達の教育のためなら、いつでも引っ越すことをいとわない人で、一つの土地に長く滞在するということはしない人だったし、本当にいつ居なくなるか分からなかったからです。

あとは、時間は有限であるし、その時はその時しかないからです。
多くの人は、ごく当たり前に「また今度」「またいつか」「そのうち」と思って、物事を先送りにします。(やっちゃいますよねー。)次があると思っていますが、その保証ってどこにもないんですよね。
それに、極端な話でもなく、毎日、明日も生きていると思って生活しているけどそんなのは分からないし、生死に関わらなくても、何かの都合で突然クラスに通えなくなる可能性もあるわけです。

アーサナの名前を覚えるというのは、人生においてはとても些細なことかもしれませんが、「後で聞けばいいか」「そのうち覚えればいいか」というマインドだと、いつまで経っても絶対に覚える気は起きないでしょう。

だから、先生からアーサナの名前に限らず、ヨーガの教えを教わることも含めて、前向きな「最後かもしれない」という気持ちでクラスに参加するのは大切な姿勢だと思っています。

・クラスが終わったら先生に聞く
クラス中に覚えられなかったり、聞き取りにくかった場合は、そのクラスの時に聞く。時間が経つと忘れるからです。
でも、クラス中に聞くと進行を妨げたり、他の人の集中の妨げになることもあるので、クラスの後に聞くのがベストです。

・やっぱり練習すること
動きを覚えていると、名前を聞いた時に紐づけて覚えやすくなります。
やっぱり練習しないアーサナは名前を忘れたり、覚える気にならないからです。

ぜひ、やってみてください。

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