苦い経験も、いつか何かに役立つ
みなさん、こんにちは。昨日ZOOMにて、サイエンス・ライティング講座がありました。簡単に言うと、この講座は文章の書き方や作家に興味がある人に向けてのものでした。
今回話してくれた人は五十嵐大さんという作家です。
作家になるためにはどうすればよいか。というテーマから話して頂きました。作家への道は3つあるらしいです。
新人賞の受賞でデビュー
出版社に売り込んでデビュー
スカウトによってデビュー
の3つです。
〇新人賞の受賞でデビュー
これは作家になるには、一番の近道です。しかし、受賞するまでの難易度が高く、競争率も激しいです。私も小説を書き初めて約1年半経ちますが、色々な新人賞があるのは、最近知りました。毎月一回ある小説講座の先生や知り合いから「地方文学賞と五大文芸雑誌の新人賞がある」という話を聞きました。後者の方が難易度は高いですが、プロの作家はここからデビューする人が多いらしいです。
〇出版社へ売り込んでデビュー
出版社の人が認めてくれれば、そのままデビューできるらしいです。しかし、新人賞を取るよりも難易度が高く、困難に近いです。出版社に持っていったとしても、読んでくれなかったり、放置されたりする可能性があるとのことです。
〇スカウトによってデビュー
SNSやブログなどを通じて、スカウトされてデビューする方法です。五十嵐さんはこの方法でデビューされました。元々会社のライター、フリーライターをしていた経歴があります。フリーライターをしていた際、自分の家族についての記事を投稿したところ、約1万回閲覧され、彼のTwitterにも多くのコメント欄が集まったとのことです。そこで出版社の目に留まり、2冊の本を出しました。そして今年、夏頃に小説家としてのデビューが決まり、現在それに向けて執筆中とのことです。
1時間の講座で内容が濃く、すごく為になるお話を聞けて良かったです。そして作家になるためには
新人賞に受賞することが全てではない
ことが分かり、自分の中に光が差した気がしました。
思い返せば、私も地元の新聞投稿欄から始まり、地元誌のコラム、徳島の同人誌といった道のりを辿っていました。去年の10月から小説講座がある協会にも参加し、今年に入ってnoteやTwitterを始め、いつの間にか、そういった世界へ踏み出そうとしている自分がいます。
アトピー性皮膚炎や様々な病気で寝たきりになったことのある20代前半の自分には、想像もしなかったことでした。
人並みの生活や幸せに憧れ、病気による生きづらさがありましたが
よくここまで、生きてこれた。かなと思います。
周り人は結婚したり、家族を持ったり、仕事を任せられたりなど
していますが、私はどうやら他の人よりも物事などといった、スタートが遅い人なのかもしれません。
しかし、五十嵐さんの講座を聞いて
ピークの波とスタートが人それぞれ違う
レッテルや悩みも認めれば、いつか自分の個性や武器にもなる
ということが分かりました。
私は今年29歳で20代最後ですが、今まで出来なかったことを一つずつしていく一年にしていこうと思います。
とりあえず、今日は仕事帰りに五十嵐さんの著書である「しくじり家族」という本を書店で注文しました。四日後に届くので楽しみです。
最後まで、読んで頂きありがとうございます。