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冬こそハイキング!?その理由とウェアリング【冬ハイのすゝめ】
こんにちは!踏青工作室です。
皆さんは、ハイキング適期っていつだと思いますか?
桜の春?新緑の初夏?避暑の高山?錦秋?雪山?
いつだってハイキングは楽しいんですが、私のイチオシは冬の低山です。冬のハイキング(冬ハイ)が一番好き!と言っても過言ではありません。特に、南関東にお住まいの方、冬に歩かないなんてもったいない!!是非この時期に歩きに出かけてみてください。
天気よし、景色よし、気分よし
①南関東は冬の晴天率が高い
例えば東京の天気のデータを見ると、12・1月に晴天だった日は75%ほど!曇りだった日を含めると80%を超えます。いつも晴れてるな~と思うのは間違いではなかった!お出かけの計画が立てやすい。
(帰って来てからお洗濯もはかどる)
②空気が乾燥している
乾燥している=空気中の水分が少ないので、同じ景色でも冬のほうがくっきりはっきり見えます。はるか遠くの街まで見通せ、冴えわたる稜線や澄み切った空の青さも際立って美しい。また、湿度が低いと汗をかいてもベタベタせず、快適です。
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③葉が落ち、見通しが良くなる
植林の森にはあまり変化がありませんが、紅葉が美しい山=落葉樹の山です。落葉してしまうと、枝の間からそれまで見えなかった景色が見えるようになり、新たな発見があります。そして、太陽が差し込むので明るく、風がなければポカポカと感じることも。
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④混んでいない
やはり冬は他の季節ほど混雑しません。より静かに、ゆっくり自然を味わうことができます。冬枯れた景色もいいものです。
⑤花粉がない、ヒルがいない
これからどんどん暖かくなるにつれて、花粉症の方はお辛いことと思います…。冬はまだ花粉がないので、花粉症の方でも山歩き(外出)を楽しめます。また、ちょっと湿度が高くなるとヒルが現れる山も多いですよね…。
冬ハイの注意点
①日が短い
冬至を挟む時期、太陽が出ている時間が短く(冬至で10時間弱)、一番早いと16時半に日が沈みます。残念ながら行動できる時間が短いです。
②運行、営業していないサービスがある
バスや売店・商店など、冬季はダイヤが変わっていたり、休業しているところがあります。お出かけ前に要チェックです。
③寒い
冬は寒い。そして低山とはいえ、やはり街よりも寒いです。日影はもっと寒い…。風が吹くとさらに寒い…。気温が低いことで凍結があることも。
冬ハイのウェアリング+α
ということで、デメリットの①・②は計画や情報収集で解決するとして、③の寒さをなんとかしたいですよね。
①小物(帽子、ネックウォーマー、手袋など)の威力は大きい
あるとないとで温かさに差が出るアイテム。低山とはいえ、登りではやはり体温があがるもので、気温が低くても汗をかきます。そんな時にも小物はすぐに外せて便利です。小物は500円、1000円くらいから買えるのがいい。
②乾きやすい素材を選ぶ
服が汗で濡れてしまい乾かない場合、体温がどんどん奪われてしまいます。汗をかいてもさっと乾く素材(化繊、ウール)がいいです。匂いが気になる方にはウールがおススメ。
今、ワークマンや無印、その他一般のアパレル(女性もの)からも実はウール素材のインナーって結構出ているのですよね。ウールでもサイズ感(タイト目の方が温かい)や織り方(起毛しているものが温かい)で温かさが変わってくる気がします。時間が限られている方は、モンベルで揃えるのが一番早そう。
③重ね着(レイヤリング)する
身体に近いものから、一番外側に着るものまで、何枚かの服を重ねて体温や気温の変化に対応します。一般的にベース・ミドル・アウターと三段階のレイヤリングをします。ここは好みが分かれるところですが、個人的にはどうも温かめのものが好きみたいです(ソフトシェルはあまりうまく使えない、フリースのような保温着が好き)。
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④自分にとって絶対的な一枚
「これを着たら自分は温かいんだという一枚」を持つと心強いです。寒さの感じ方は千差万別なので、同じものを着ても同じように感じるとは限らないのが難しいところ…。
これも個人的な経験になってしまいますが、私は薄手のインナーダウンをあまりうまく使えず、フリースや厚めのダウン(テント内で着るような)にしたら自分の求めていた温かさになりました。
+αとして:ポットにお湯を持っていく
温かい飲み物は、飲むとすぐに身体を温めてくれます。身体が冷えちゃったなというとき効果抜群。
寒さを制するものが冬ハイを制す
気温が低くても、寒く感じないような服装であればハッピーに歩けます。乾いた落ち葉を踏み、冬の日差しを浴びると、不思議と胸の奥からじんわりが幸せな気持ちが沸いてきます…!
皆さんにも是非、お近くの山を歩いてみていただけたら嬉しいです。
ここまでお付き合いくださり、ありがとうございました!