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【映画】『もしも徳川家康が総理大臣になったら』をみた話

アニメ、洋画のレビューはしたけど邦画はまだだったので1本ご紹介。
公開後1ヵ月以上経ちましたが、10億突破ということでまずまずの成績のようです。

私は公開当初に観ましたが、年齢層はまちまち。やはり歴史好きかな?という年齢層割と高めの男性が多かったような気がします。主演が浜辺美波さんの影響もあったかもしれませんが。

徳川家康、織田信長、豊臣秀吉。ちょっと歴史をかじった人なら誰でも興奮する戦国トリオなのではないでしょうか。私もなんだかんだやっぱりこの3人は好きで、彼らが取り上げられるドラマや番組はどうしても観ちゃいます。

という事で観てきましたので感想を少し。ここからネタバレを含みますのでご注意ください。

あらすじは予想外に奇想天外で、日本政府崩壊の救世主として、AIで作り上げられた歴史上の偉人たちが内閣を結成するところからはじまります。
時代はさまざまな偉人たちが同じ時代に集結し、官房長官やら大蔵大臣やらそれぞれの実力を発揮できるポジションに配置されます。

その中でトップに君臨するのが総理大臣・徳川家康。野村萬斎が演じる家康は初めて見ましたが、なかなか貫禄があって良かったです。
織田信長役のGACKTは武将姿が板についていてカッコよかった。そして私の中で実は1番期待していたのが竹中直人の豊臣秀吉です。

彼が何年も前に演じたNHK大河ドラマ・秀吉がずっと心に残っていて、最後に祭りだと言いながら踊る姿が印象的だったのを覚えています。
今調べたら1996年のドラマだった。そんな前だったか。。。小学生時代観てたのね。

そんな竹中直人が再び秀吉を演じるということで期待して観ておりました。するとあの頃の秀吉を彷彿とさせるような傍若無人な立ち回り、祭りだと騒ぎたて周りを鼓舞する様子、すべて観たかった秀吉像でした。

最後の演説シーンは確かに長かったけど、やはり彼も太平の世を願っていた人物なんだなと思いました。竹中直人の秀吉、やっぱり好きだな。

ストーリー全体としてはコメディ色は強いものの、政治メッセージも強く感じる内容でした。途中織り込まれたギャクは若者から見るとちょっと分かりにくいのでは?というネタも多かったですが、私の世代では大いに楽しめました。『ナースのお仕事』で大爆笑してた世代なので、こういうノリは好き。

歴史好き、コメディ好き、そして偉人たちの中に1人でも好きな俳優さんがいればそこそこ楽しめる映画なのではないでしょうか。

以上、もし徳の感想でした。


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