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遠野旅行の備忘録

遠野に行ってきたので、覚書。
箇条書きメインとなります。

【はじめに:旅行者のスペック】

・岩手県は小岩井にしか行ったことがない(しかも実習で、なので観光はほぼしていない)
・自動車免許は持っているが、無傷のゴールド。つまり運転していない。
・体力はそこそこある。弾丸旅行を愛している。なので今回も弾丸。(土曜の昼に着いて、日曜の午後に帰る。いうほど弾丸じゃないなとも思う。泊まるし。)

【新花巻駅】

・駅キレイ。交通系ICのチャージはここでやるのが吉。
・改札の外にしか売店がない。でもそこでお土産や軽食、飲み物が買える。
→店員さんが結構ノリノリ。Suica使えるしJREポイントもたまる。
・立ち食い蕎麦屋さんあり。今回立ち寄れなかったので次回リベンジ。
・ちょっと歩いたとこに山猫軒ってお店がある。ご飯食べたり、お土産も買えるとこ。ここにも寄れず。次回リベンジ候補。

【釜石線:快速はまゆり】

・新幹線改札を出て徒歩5分ほどでホームにつく。
・遠野は交通系ICが使えないので、新花巻駅の待合室で紙の切符を買う。(これもいつか変わるのだろうか)770円。
→待合室は空調が効いていて快適。
→電車の時間が近くなるとホームに人が増えてくる。タイミングを見て乗りたい号車のとこに並ぶといい。
※今回、自由席に乗ったのでこの買い方。指定席に乗りたい場合は、新幹線出てすぐのとこで駅員さんに聞いた方がいいかもしれん。(遠野は駅内のみどりの窓口的なとこで買うっぽい)
・三両編成の一つが指定席。
・これ明らかにディーゼルだわっていう音。黒い煙が窓越しに見える。座席越しに感じる振動。エンジンが駆動している大きな音。最高。もっと乗りたい。都心だと八高線しかディーゼルに乗れなかったはずなので凄く興奮した。
・アートみたいな絵が描いてある車体があった。かわいい。
・車窓がかなりいい。くだりはできれば進行方向の右に座るといいかも。

【遠野駅】

・かなり綺麗。小さな売店があり、そこで手作りおにぎりを売ってる。(とおの結屋さんというお店)
→店員さんはかなり気さく。めっちゃ美味しかったとずっと言い続けた。
→味噌汁やコーヒーも買える。ポットで沸かしたお湯があるので、エキナカの机でおにぎりと味噌汁をいただける。
・トイレ、自販機あり。
※トイレは綺麗だが、男女で別々になっていないので注意(ドアを入る→同じ空間に壁を隔てて左右に男女トイレがある状態。)
※気になる人は駅チカの観光交流センターのトイレを使うといい。こっちもかなり綺麗。
・スーパーが駅近にある。食品や生活雑貨が買える。ちょっとしたお土産とか、地元の野菜・お米なども買える。
→何か持ってくるのを忘れたとしてもここでなんとかなる。駅近くの宿泊所から歩いて行ける距離なので超便利。
※夜は20時までなので注意。
・駅前に長毛のでっかい猫がいた。かわいい。優勝。
・少し歩くと昔ながらの喫茶店などもある。また、夜になると飲み屋さんが複数開くのでごはんには困らない。

【遠野市観光交流センター「旅の蔵遠野」】※くわしくはここ

・レンタサイクルはここで借りる。宿泊のホテル名を告げればOK。(安くなる)
→ヘルメットやクマよけの鈴も借りられる。ただし、これらはレンタサイクルをどれだけの人が借りているかにもよる。
※熊よけの鈴を持ってる人は自分のを持っていく方がいいかも?
・駅チカ。綺麗。涼しい。最高。
・職員の方がとても丁寧で優しい。分からないことや悩んでいることを相談しやすい。
→熊の出没に関する情報はここで聞くといい。避けた方がいい場所を教えてくれる。
・お土産屋さん、レンタルシャワー、コインロッカー、トイレ完備。また、カフェもある。(このカフェはボドゲカフェのようだが、飲食のみの利用も可能)
・生理用のナプキンも販売している。近くにスーパーはあるが、もしもの時はここでもどうにかなる。

≪以下、観光に関すること≫

【卯子酉神社】※くわしくはここ

・チャリで行ける。10分くらいかな。
・この神社の横に愛宕神社もあるが、ここは熊の目撃情報があるとのことで行かず。。
・思ったよりも規模は小さい。ただ、すごく静かで清涼な空気の場。
・めっちゃ近くに民家があるし、裏でおじいちゃんおばあちゃんが農作業してた。
・片手で赤い布を結びました。
・無人の観光案内所みたいなとこがあったので、そこでノートに記入。無料の地図もいただいた。

【道の駅 風の丘】※くわしくはここ

・チャリで行ける距離。がんばった。坂がすごかった。
・多分普通はチャリで行かない。駐輪場あるけど、ママチャリで行くとこじゃないと思った。いったけど。
・お土産と野菜が揃う。レストランもあり。
・めっちゃキレイ。トイレも完備。
・クレジット、交通系ICが使える。多分地方発送も出来ると思う?分からん。ちゃんと確認しなかった。

【遠野市立博物館】※くわしくはここ

・駅からチャリで5分くらいかな。真っ直ぐいくと着く。
・博物館は坂の上。坂の下にある図書館に自転車を止めた。
・入口にロッカーあり。最後の百円が返ってくる。
・2階にシアターあり。そこで遠野物語に関するアニメ短編映画っぽいのをみれる。
・1階の展示、じっくり見ると永遠に時間が溶ける。
・ツイッターアカウントもあるぞ!

【伝承園】※くわしくはここ

・チャリで行ける。途中の石碑や神社に立ち寄らなければ20分くらいでいける。
・全体的に綺麗。食堂は冷房もきいてる。
・オシラサマがたくさんある空間は圧巻。写真を撮ることをためらうほど。
・はむかっぱちゃんは人気で駆逐済み。残念。
・食堂は11:00から。ひっつみ、けいらんを食べる。ひっつみは小サイズがある。全部美味しい。なお、かっぱ焼き等は持ち帰りできる。
・スケジュールひっ迫により、昔話を聞けず。。残念。これも次回リベンジ。
・猫ちゃんに会えず。ぐぬぬ。次回は必ずや。
・ツイッターアカウントもあるぞ!

【かっぱ淵】※くわしくはここ

・常堅寺というお寺の裏手にある。伝承園から歩いていける。自転車は止められないので、歩いていこう。
・道中に出現するホップ畑が見事。また、道中に飲み物や食べ物を頂けるお店もあります。
・人が多いし、そんなに山の中じゃない。熊の心配もない。
・河童は釣れませんでした。残念。
・常堅寺の河童の狛犬が可愛らしかった。

≪他にもいろいろいったけど!割愛!≫

【レンタサイクル】

・ママチャリでもどうにかなった。疲れないとは言っていない。
※電動自転車も借りられるので、自信ない人はそっちを借りた方がいい。
・車には気を付けよう!
・河童のヘルメットをつけると、なんか人気者になれます。
・スマホを取り付ける装備を持ってると尚いいかも?(どこでも電波があるので、グーグルマップを利用可。)
・ちゃんと日焼け止めを塗らないと腕が真っ赤になる。
・山の近くを走っていて杉の匂いを強く感じた。
・風も気持ちよく、暑いけどとても心地よかった。
→サイクリングロードが完備されている。そこを走ればより風が気持ちいいし、道もがたがたしていない。
※観光案内サイトにサイクリングのモデルコースも紹介されてます。今回私はそれをみて行動しました。

【地元のお菓子・ごはん】

・お菓子については、餅やあんこが好きな人は歓喜できます。もうね、いっぱいあるの。嬉しかった。
・明けがらすという銘菓が美味い。お菓子屋さんによって色がでます。美味しい。
・ひっつみは冬に食べたい。でもこの時期に食べても美味しかった。ほうとうが好きな人は確実に好き。
・ホップの産地とのことで地ビールが美味い。
・米が美味すぎてずっとおにぎりを食べていた。

【実際行って感じたこと】

・公衆トイレがどこも清潔(ぼっとん式もあったものの、とてもきれい)ちゃんと手入れされているなと感じた。
・PayPayが使える店が多い。あとだいたいどこでも交通系ICやクレカが使えた。とはいえ、お札と小銭は必須。
※ちゃんと観光客に目が行っているからか?トイレ含め、観光するのにストレスをほとんど感じなかった。
・ATMをあまり見かけなかった&コンビニが少ないので、事前にきちんとお金を用意した方がいい。(特に、釜石線は駅によってはICが使えないので、お金必須となる)
・案外どこでも電波がある。携帯は問題なく使える。なので都度都度グーグルマップを利用できた。(あと無料Wi-Fiが多くの施設で使える)
・熊情報はまじで聞いた方がいい。特に自転車使う人。

【さいごに】

遠野は祈りの地だなと強く感じました。どこかに必ず祈りが込められた場所やものがある。私はあくまで旅人なので、その祈りを汚さないこと、邪魔しないこと、バカにしないこと。これらを肝に銘じて、最大の敬意をもって各所を巡りました。

今回、大まかにいろいろと巡れたので、次回はピンポイントで行きたいとこに行こうかな。博物館はもうちょっとゆっくり見たかったし、伝承園で昔話も聞きたかった。あと馬が見たい。自転車じゃ無理ですって言われたんだ、馬。ぐすん。
タクシーで観光できそうだし、馬をみるならそれも検討だな。

民話が好きな方であれば、遠野物語をぼんやりとしか知らなくても楽しめると思います。(もちろん、知っている方がより楽しいんですけど)
※あと、うしおととらを読んだことがある人も興奮できるかなと思います。私は興奮した。

楽しい旅でした。また行きます。

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