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「うまい」には理由があった! 読書日記「日本の品種はすごい」(中公新書)


読書好きなので、読んだ本の感想を漫画と文でかきます。また、本人があまり気にしないたちなので意図せず【ネタバレ】をしてしまうかも。

今回読んだ本は…

日本の品種はすごい うまい植物をめぐる物語
 竹下大学(著) 中公新書

005日本の品種はすごい

005日本の品種はすごい 2


大学生の頃からお世話になっている中公新書。

今年の4月下旬ごろ、面白くて一気に読んでしまった。あまり長くない上に、やさしい文体で書かれていて、読みやすい。普段、意識せず食べている植物に歴史が詰まっていることがわかる。グルマンの私は、2弾、3弾とシリーズ化してほしい、とよだれっぽく思った。

余談だが、昨年、農家の方から直接シャインマスカットを購入させて頂いたことがある。スゴく大粒で、デパートやフルーツ専門店に並べられるような立派なシャインマスカットだった。その際に、「多くの農家に作られ、海外でも育てられるようになれば、安く流通し、みんなに行き届いて流行る。でも、いつかは流行りの品種も廃れ、作られなくなる」とおっしゃっていたが、こんなにキレイでうまいマスカットは、なかなか生まれないだろうと思った。そして、こんなうまいものが流行に理解されなくなって、なくなる前に食べられる時代いて、なんて幸せなんだ、と感動したのを覚えてる。


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