メタ認知 思考力を高め心の平穏を保つ方法
みなさんこんにちは!
たぬさんです。
このnoteでは人生が向上する
脳科学に基づいた
・自分を成長させる
・他人との向き合い方を見直す
方法をお伝えしています。
【メタ認知】
今回はメタ認知についてです。
まずメタ認知とは何ぞや、ということですが
「自分を客観視する」
というコトです。
このメタ認知の何が良いかと言いますと
結論としては思考力の向上に繋がったり
メンタルを穏やかに保てるようになるんです。
そのような効用を生む理由をお伝えします。
思考力が向上する理由は
人は感情に引っ張られて合理的な判断ができないことが往々にあるというコトです。
冷静に考えられたら合理的な判断が下せるのに、感情が邪魔をして最善の選択が取れない。
よくある例としては経済学で言う「サンクコスト」が代表的なお話です。
具体的な例でお伝えすると
1000円で買った株が500円になってしまった。
この時に考えるべきなのは
「この500円の株が高くなる見込みが高いなら持ってるべきだし、安くなるなら売るべき」というコトです。
しかし、「最初1000円だったものが500円も損してしまった」
という考えからスタートしてしまうと、今後は値下がりが有力にも関わらず
「失った500円を取り返したいからまだ売らずに値上がりを待って持っている」
というような考え方になってしまったりします。
このように、人は感情に引っ張られて選択を誤ることがよくあります(私もこれでFXに失敗した過去が。。)
しかし、メタ認知をして現状を客観的に把握すると、その都度ベストな判断ができるようになるため、結果として思考力の向上に繋がります。
次にメンタルを穏やか保つことについてです。
ストレスの多くは対人関係から生まれるものかと思います。
上司から怒られたり、嫌いな人と話をしなきゃいけなかったり。
これも主観で考えると
「怒られるのは嫌だな、あの人と話すのは辛いな」
となりますが、客観目線で感情を抜きにして事実を考えると
「情報を伝え合っているだけ」です。
つまりパワハラ上司がどんなに大きい声で怒鳴っていようと
「大きい声で、何かしらの事実について話している」
だけということです。
このように考えられるようになることで
徐々に対人ストレスを軽減させることができるようになっていきます。
ではどうすればメタ認知ができるようになるのか。
(以下、7/26追記分)
身も蓋もない話ですが
結論としては、自分を第三者目線で見るコトを意識するコトです。
。。。
はい、これだけで終わるつもりはありません(笑)
今回は二つのコツをお伝えします!
一つ目は
「失敗したり困難な状況に出くわした時に、失敗した前任の後処理からスタートする」
というイメージで物事を考えるということです。
失敗してしまった時って
人にお願いがしづらくなったり
失敗を取り返すために過度な成果を目指したりと
余分なことを考えてしまいがちです。
そこで、過去に引っ張られず、
現状で最善の手を尽くすクセ付けをするために失敗は前任がしたこと
というイメージで考えることで、客観的な判断をくだしやすくなります。
こうして客観的な判断の習慣をつけていくことで
メタ認知思考が身に付いていきます。
二つ目は
ストレスを感じたら深呼吸をすることです。
え、そんなこと?と思われるかもしれませんが、これもけっこう効果があるんです。
この深呼吸には二つの効果があります。
一つは
血圧が上がり心拍数が上がっている状態では冷静になれないので、まずは心を落ち着かせることで客観的な思考の準備ができること。
二つ目は
「自分は今心拍数があがっているな」というコトを認知して深呼吸をする、
というコト自体がメタ視点なため、メタ認知の癖付けに役立つということ。
以上の2つを日々意識することで
徐々にメタ認知の考え方が身に付き
思考力の向上と対人ストレスの減少につながると思います。
是非日常に取り入れて、生活や仕事の中で活かしてください!
ここまでお読みいただきありがとうございました!
是非、また次回もよろしくお願いします。