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キュボロ創作日記 おまけ 〜宝探し、ボードゲーム〜

〜振り返り〜

前回の番外編までで一旦終了しようと思ったのだが、少しひねりを加えた楽しみ方を娘と一緒に見つけたので、今回さらに2作品を紹介する。

〜宝探し〜

十字の溝と中央の穴が彫られているブロックがある。その部分を床につくようにすると、ビー玉をブロックの中に隠すことができる。以前ベッドルームの各所にぬいぐるみを隠す宝探しをやったところ、娘が半狂乱になって楽しんでいたので、キュボロでもやってみた。

5つのビー玉が隠されている状態

何とも地味な絵面である。

ただブロックを並べただけじゃないのかと言われてもおかしくないが、ちゃんとビー玉を隠しているのである。1ブロックずつ恐る恐る確かめていく娘。ビー玉を見つけると「ビー玉さんいた!」と嬉しそうである。

特に何も言っていないのに、一度確かめたブロックをわざわざ同じ場所に戻す律儀さ。すでに確認済みのブロックを何度も確かめて「いないねえ」と言っている。ダブルチェックはいい習慣だと思う。

躍動する娘の腕がビー玉を探り当てた瞬間

新たにビー玉を見つけると、素早く掴みにいく。特に白のビー玉の時のスピードが尋常ではない。白のビー玉は青赤黄緑とは一線を画している存在らしく、ブロック遊びが終わっても手に握っていることが多い。

もはやビー玉転がしではないが、なかなか楽しめた。

〜ボードゲーム〜

と、いうほどのものではないのだが。ブロックを完全に敷き詰めず、少しだけ間隔を設けると、4つのブロックが作る十字溝にビー玉が安定して収まるようになる。

何となく囲碁みたいではないだろうか。特にルールは設けず、適当に代わる代わるビー玉の位置を動かしていくと「黄色のビー玉はそこじゃないよ」とか言ってくる。黄色のビー玉は端でないといけないらしい。

ブロックとビー玉の個数が足りず、五目並べは断念。

ブロックの上に人形を置いて、サイコロの目の数だけブロック上を動いてビー玉の取り合いをしたりしても面白い。

逆に人形を動かす側とビー玉を動かす側に分かれて、前者はなるべくビー玉をかき集め、後者はビー玉が取られない時間をなるべく伸ばす、として対戦形式にするのもアリかもしれない。

私が上記のルールを娘に説明していると、ポカンとしていたが、ボードゲーム楽しかった?と聞くと「ボードゲーム楽しかった」と言ってくれたので、万事オーケーである。

〜振り返り〜

ここまでくるともはやキュボロである必然性はないのだが、一つの玩具を多角的な視野で捉えて遊ぶというのは私も楽しい。

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