
生きてることがしあわせです。
なぜだかわからないけれど、いろいろな巡り合わせで、私を何回も死んでしまうかもしれないような局面を、人生の中で通り抜けなくてはいけなくなってしまいました。
だけど、今生きている。
そのことのかけがえのなさを感じることのとても多い人生になってしまいました。
私にとって生きてることは大切で、しあわせで、それは苦しいことがあっても辛いことがあってもどんなことがあっても変わらないと思います。
生きてれば可能性がある。
可能性があるありがたさを知ってから、私の人生観は大きく変わりました。
もっと若い頃にそれを実感していたら、もっと違う人生が歩めたかもしれないと思うけれども、それでも今それが実感できることで、私の行動が変わり、私の未来はそれに従って変わっていくと思う思うから、それでいいと考えるしかありません。
私が自分をしあわせだと思うのはまだ自分の夢に向かっていける可能性を感じているからです。
実際は、あまりにも現実から遠すぎて実現できるかどうかを考える度に絶望したり途方に暮れたりするけれど、それでも希望を失わずに前に向かって生きていられること自体が私にとってかけがえのない大切なことで自分をしあわせだと感じる根拠になっています。
私はしあわせです。
それはいつも現在進行形で、過去の自分とはあまり関係ないように感じています。
過ぎてしまったことや終わってしまったことを変えることはできません。
大きな不幸や辛いことがあった時いつも考えるのはこの先の未来を良いものに変えるためにどうしたら良いかで、状況、自分の都合の良いように変えることではありません。
周りを全部自分の都合の良いように変えるなんて不可能です。
だけど、この先を少しでも良くしてゆくために、現実的にできることを具体的に行動し続けるのは可能なことです。
私にできるのはそれだけです。
そしてそれだけを続けてきました。
正直な気持ちを言えば、遠回りで自分でも嫌になってしまうことの連続です。
だけどそれしかできないのならそれをするしかありません。
不可能を可能にしようとして苦しむよりも、遠回りでも可能なことをコツコツとやり続けて、自分の目的地にたどり着けたら、それでいいと考えて、そうしてきました。
思いもしないことが起こり、続けて可能なはずの道が不可能に変えられてしまったことも何回もあります。
だけど、また、新たに違う道を探して、目的地に向かってコツコツ歩く。
生きていたらそれができます。
それができることがしあわせなのだと考えて頑張っています。
だから私にとって生きていることは本当にかけがえのない大切なことです。
他の人にどんなふうに思われるとか、それよりも、自分が納得できる結果を出すために、その時々にできることやしなくてはいけないことをしていくこと。
それができること。
生きているからできることです。
そのことを私なりに言葉にして、文章にして公開していくこと。
それを人に押し付けるのではなく、ただ自分の実感として書いて公開するだけ。
私にできるのはそれだけだし、それでいいと思っています。
それしかできないと思っています。
他の人がどう思うかは、その人自身の問題で、その人以外にそれを変えることができる人はいません。
提示されているものに対して、どう感じてどう思うかも、その人自身の問題です。
私は誰のことも変えることはできません。
私にできるのは、私が実感したことや、私が体験したことや、私のたどってきた道を文章にして公開したり、自分自身で大切にして、この先を変えながら生きていくことだけです。
だから、どんな人の人生も根本的なところで孤独なものだと思っています。
みんなもそうだし、自分もそう。
そう諦めています。
だけど、私は強くないから、一人きりでは生きていけません。
その時々に、自分と寄り添ってくれる人や、自分を大切にしてくれる人、大切にしてくれようとしている人、そういう人とやりとりをしながらどうにか暮らしているだけです。
だから時々すごく寂しくなったり悲しくなったりします。
それは、人として、当たり前の感情で、どんな人も、そういう瞬間がないわけではないと思うのです。
ただ、必要に迫られて働いたり、子育てしたり、介護をしたり、家事をしたり、その時々にやらなくてはいけないことに夢中になったり、必死になったりしているから忘れているだけで、現実はそんなものなのかもしれないと思うのです。
それを受け入れた上で、周りの人にも心遣いをして、平和に生きていけるのが大人なのではないかと感じるようになりました。
そんなことに気づかずに、幼い頃や若い時のまま、無邪気に明るくいればいいと、思い、続けていた方が楽だったとは思います。
でも、そのことに気づかなければ、不用意に人を傷つけたり、嫌な思いをさせたり、たくさんしていたかもしれないし、仕方がないと思います。
だから私はできるだけ夢中になったり、必死になったりできることを見つけて頑張り続けていきたいです。
寂しさや虚しさと向き合う時間を減らしたいし、自分が動き続けていることで、誰かのためになるような人生を送りたいから。
ずっと前にnoteに公開した記事に書いたように私は基本的に生きることは歓びだと感じ続けています。
辛くても、苦しくても、具体的に何かに向かって努力ができる。そのこと自体がしあわせで、それが生きることそのものだと思うから。
生きていることは、私にとってしあわせで、歓びで、かけがえのない大切なものです。
たくさんの人たちにありがとうと言い続けられる人生を送り続けていきたいです。
いいなと思ったら応援しよう!
