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痩せないと困っちゃう💦

昨日、立って歩いている状態を保つために外出しました。

家にいて座っていると体を支える筋肉が怠けてしまってよくないことに気がついたからです。
そのことに気がついたのは一昨日重たい荷物を持ってたくさん歩いてからのことです。

今年は痩せたいと宣言してしまったので、ルミさんの

こちらのnoteに習ってまず歩いてみようと思い、とりあえず家を出て南の方向に向かってあてもなく歩いた時、ずっと歩いているうちにそれまでおかしな感じの形にゆがんで固まってしまっていた体が段々まっ直ぐになってきて、更にはそれまでぽよーんとしていたお腹が内側の筋肉に自然に力が入っていって少し締まっているように思えてその時に筋肉様が怠けて休憩していることに気がつくことができました。

これほどゆるゆるになってタルタルになってしまった体でいきなり激しい運動ができるとも思えません。

だから大きな負荷をかけなくてもいい運動をまず初めにするしかないと思ったのです。

立っている状態をキープしているだけで筋肉様は緊張してくれて体をしっかり支えるために頑張ってくれるのです。
立っている努力をしない理由はありません。

それでとにかく強制的に緊張していただく状態を保つために外出していろんな場所に行ってみることをを試してみようと思いました。
とりあえず洗濯用の洗剤がなかったので買いに行く、図書館の借りっぱなしの本を返しに行く、暖かい日だったので遠くまで自転車で行ってみる。
そう思って外にでて自転車のペダルをこいで出発しました。

気持ちよかったです。
お天気がとてもよくて風も優しく吹いていてとても静かで。

まず図書館に行きました。

入り口で消毒して、検温してもらって、小さな紙に名前と連絡先を書いて提出して、借りていた本を返して、奥に入って行きました。

土曜日でしたが来ている人は少なくて静かでした。

YouTubeで見ていた小川洋子さんの本を何冊か借りました。
その中に対談集が一冊あって、その最初の相手は田辺聖子さんでした。
私が最初に憧れた小説家の方です。

田辺さんの小説を読んで、私は大阪にとても憧れました。
憧れの大阪は、あたたかくて柔らかくて優しくてふくよかな印象の街です。

この対談の中でも田辺さんの小説の中の大阪や大阪弁のことをお二人は話されていました。田辺さんは小説の中の大阪弁を読者の方に心地よく受け止めてもらえるようにかなり工夫して書いているとおっしゃっていました。それを読んで、田辺さんの描かれた大阪の言葉が現実に使われている大阪弁とは少し違うものなのだということを初めて知りました。

そして別の場面では、『夢を描きたくて書いている』と話されていました。

私が田辺さんに憧れたのは田辺さんが『夢』を描いていたからなのかも知れません。田辺さんの小説を読むことで現実から離れて夢を見て一時的にでもいいから苦しい気持ちから離れたいと思っていたのかもしれません。

この対談の中で小川洋子さんが田辺さんの小説には思いがけず官能的な場面が多く出てくるということに気づいたと話されていました。それを受けて田辺さんは、いつの間にか落とし穴を作ってそこに落ちこむように書いているところがある、と話されています。でもそれは決していやらしいものではなくて人の心の深いところに思いを至らせるための方策の一つとしてそういうモチーフを使われたのだと思います。

田辺さんはそのモチーフを使って小説を書くことで人の心の深い面に触れようとされていた、そして移り変わっていく人の心や生き方を描くためにこの表現を選ばれておられたのだと感じました。

それまでとは違う形、違う面から女性を描くことをずっと続けてこられた田辺さんは新しい道を作ってくださった素晴らしい方です。

新しいことを始めて続けることの大変さと自分を通し続けることの強さを私は田辺さんから教えていただいきました。田辺さんはそのことをしなやかに軽やかに実行されてこられたのです。

田辺さんの小説に出てくる女性はみんな、自分のことも回りのことも恋人のことも夫のことも、一人の独立した個人として見ることができる人だと思いますし、柔らかく優しくどこか深い諦念の気持ちで受け入れていこうとするような懐の深いところがあります。本当に魅力的です。

その魅力が、長い時間が経った後も読み続けられている理由なのかもしれません。

現実の生活の中では決してしないだろうこと、決してできないししてはいけない経験を、田辺さんの小説の中の主人公の人達はどうしようもないめぐりあわせの中で経験して読者に見せてくれています。

その時に彼女達の成長や、性格の強さや弱さや喜びや苦しみが読んだ人の心を動かして変えてくれたり動かしてくれたりします。


図書館に行った後、遠くのホームセンターに行って中を丁寧にゆっくりと回って歩きました。ここには沢山の人がいて普通に賑わっていました。広いお店の中には興味深いものが沢山あってどれだけ見ても全然飽きませんでした。みんながここに来るわけがわかるような気がしました。

散々歩いて家に帰るとなんとなく背筋が伸びているような気がします。

効果はあったと思います。

家事も少しですが進みました。

もう2か月くらいカレーを作っていないので、来週一度作ろうかと思うけど、どうしましょう?
カロリーが気になります。

ルミさん、勝手に記事を貼ってしまってごめんなさい。

ダイエットの奥義、教えてください。お願いします。


画像はアヤネさんにお借りしました。
ありがとうございます。







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竹原なつ美
ありがとうございます。 嬉しいです。 みなさまにもいいことがたくさんたくさんありますように。