いちごのキミ
2022年12月頃から
【いちごのキミ】という作品を描いています。
シリーズで描き進めています。
この画像はいちごのキミシリーズの中の
【赤いちごのキミ】という作品。
極めてシンプルに観てくれた人の心に入りたい
という想いから作風も極めてシンプルです。
そんなシンプルな絵にもしっかりとテーマがあったります。
アーティストによっては観て感じるものだからあえて何も言わない
という方が多いと思いますが、僕は伝えないと伝わらないと思っているタイプなので言ってしまいます。
全部は言わないけどね。
この作品は印象がストレートに入ってくるように
シンプルの中に色使いに気を使っている。
共感覚という言葉があります。
共感覚の持ち主は、数字や文字や音を色で感じるといいます。
通常の感覚にプラスして色でも感じ取っている。
なのでそのものの記憶を形ではなく色でしていることもあるのです。
例えば1=赤、2=青、3=黄、だった時に
1+2=?
という問題に、正解が3のところ、
赤+青=紫なので、紫は7。
答えは7
というような覚え方をしてしまう。
らしいのです。
この共感覚に僕は興味を持ったのです。
共感覚を持たない人でも色は密接に結びついている。
懐かしい音楽を聴いたときに、昔のワンシーンをリアルに思い出すことがある。
そのシーンには色がついているのではないだろうか。
そのワンシーンの細部の色までは覚えていないが、
セピア色のワンシーンに自分なりの色を付けて素敵な思い出としていることはよくあると思います。
色は人の経験や思い出に密接につながっていて、
逆に色でその人の感覚を刺激することが出来れば
思い出だけでなく未来の色さえも自分で作ることが出来るのでは。
そう思ったのです。
ややこしい話してすみません。
とにかくそう思ったのです
まだまだしゃべり足りないですが
長くなりすぎるのでこの辺でやめときます。
数字×色×共感覚をベースに作品を描いていきたい。
そう思い描き始めたのがこの【いちごのキミ】シリーズです。
この作品にあなたはどんな色を見ますか?
女の子の瞳にあなたはその時どんな色を感じますか?
この絵はあなたのすべてを肯定してくれるはずです。
決して否定はしない。
どんな感情のあなたも受け入れるはずです。
だってこの絵にはありったけの希望をこめて描くから
だってこの女の子の瞳はあなたの瞳そのものなのだから
今日も読んでくださってありがとうございました。
これからもよろしくお願いします。
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