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ワーカーズロスという言葉を創って楽しむ

フードロスってお聞きになられたことありますか?

食品ロスともいわれていますが、要するに
スーパーなどで、賞味期限が切れて余った食材を
捨てる事です。
中には、実はまだ食べられるものでも売れ残り品
損切りして捨てるとかたくさんあります。

あと、日常でもったいないな~と思うのは
ペットボトルとか、ミカンやバナナの皮とか
捨てる度に「何かに再利用できないかな?」と思ったりします

で、本題。

本日は、ワーカーズロス(workers loss)って言葉創って
楽しんでみようと思います。

何かといいますと、会社の窓際族の話。
日本のサラリーマンは、長く続いた終身雇用神話の時代に作られた
法律のため、簡単に雇用を切ることができません。
そこで、企業は仕事を与えないなどの嫌がらせをして、本人から
やめるように仕掛けてきます。

しかしながら、年を取って家のローンを抱えていたり
家族がいるとそう簡単に会社を辞めるわけにいかず。
日本社会では、特殊なヘッドハンティングとかでない限り
転職する程、条件面がきつくなるのが普通と思われます。

本人も必死に会社にしがみつくことになり
場合によっては、鬱や自殺の原因にもなったりします。

しかし、入社して3年以内の、窓際族でもない若者が辞めていくのは
ちょっと理由が違う感じがします。
あるネット情報によると、人間関係のストレスが一番多いようです。
これ、私の偏見理論ですが、日本人の公共性感覚というか
公正さに対する意識のずれから来る事も多いのでは?と思ています。

詳しく言いますと、どんな先輩、上司、会社にかかわったによると思いますが
「猿山のボス」的な、我欲追求型とかかわった場合と
「公正なリーダー」的な、引き出し育てる型とかかわった場合では
若者のワーカーズロスに大きな差が出ると思います。

猿山のボス型とかかわった場合は、「お代官様と豪商」みたいな関係性を
気にしない、我欲追求型ネットワークが出来上がり、属人化された職場になります。

となると、会社全体としては公正な評価に元ずく人事評価はゆがめられ
必ずしも会社のビジョン達成のために、人材の強みを役立たせるようには
動かない、むしろお上であるボスの個人的に都合が悪いという理由で
その他、下々の者たちの当然受けられるべき権利(例えば、欧米人のように気持ちよく
100%有給消化できるとか、サービス残業しないとか)が割引ダンピング合戦に
巻き込まれてしまうことになるということです。

法律で決まってるのに、規則で明示されてる権利であるにも関わらず
空気に支配されて、実際できないことって日常にたくさんありませんか?
で、コンプライアンス守りましょう!と呪文のように唱えるだけと。

法令順守するんか、権利の割引無言で強制すんのかどっちやねんと。
ということで、世の中自分だけは助かろうという豪商的なノリの者は
権威者にすり寄り、有利に自分たちだけの利権や立場を確保しマス。
結果的に自分たち以外のコミュニティのもの、部外者の者の公共性
公正さは私物化され捻じ曲げられ、息苦しい属人化空間が出来上がるのでした。

公正さを求める若者たちがその「息苦しい属人化された空間」から3年以内に脱出する
というケースも多いのではと。
かくして旧型社会の大人曰く、「最近の若者は辛抱が足らん」
「大人になれ、学生気分が抜けない」云々。

負のレッテルを張られ、コロナ化のレッドオーシャンへ真面目な若者達は
搾取の理不尽さ抗えずに飛び込んでいくのでした。
賞味期限全然切れてない若い労働者が、権利を主張したら嫌われてどんどん切られていく。
これを、ワーカーズロスということにしよう。


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