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謎多き「神戸山手西洋人住居」
こんにちは!レトロ建築が大好きなヒトミです!
今回は愛知県犬山市の博物館「明治村」の中にある「神戸山手西洋人住居」をご紹介します!!
変わった間取りをしていてどのように使われていたのか謎が多い建物です。
それでは早速ご紹介しましょう!!
「神戸山手西洋人住居」とは・・・
元々は神戸市の異人館あたりに建っていた建物です。
恐らく明治20年代に建てられたことと、最初の所有者は外国人だったそうですが明治29年に日本人の増田周助という方の所有になったところまでしか分かっていません。
謎の間取り
この建物の最大の謎。それはこのクセの強い間取りにあります!
この離れの和室へは2階の渡り廊下を通らないと行けないのです!不便!!
離れの中に階段は無く、完全に独立しています。
そもそもこの和室は何のために誰が使っていたのかも謎です。日本人が住んでいたのか、そうだとしたら最初の所有者の外国人とはどんな関係だったのか?
それとも外国人所有者の趣味で造られた和室なのか?
もしかしたら日本人に所有者が移ったときに造ったのか?
どちらにしろ、この出入りが不自由な部屋は独房のようで誰が住んでいたとしても何かしら意味がありそうですね・・・
廊下を渡るとすぐ部屋。
和室はごくごく普通でシンプル。
そしてもう一つ4畳の小さな部屋があります。
狭い部屋
洋館のほうも8畳ほどの部屋が1階と2階に2部屋ずつと階段のみという間取りになっています。
ほかにトイレもバスルームもありません!!
ガイドさんが言うには、離れの1階で食事を作って主屋のほうに運んで食べていたのでは?ということです。
現代の素人目線からすると、1階と2階のベランダの部分をなくしてその分部屋を広く造れば良かったんじゃ・・・と思うんですけど・・・これも何か意味があったんですかね?
あなたならどう考えますか?
ここまで読んでいただきありがとうございました!!
今と違って日本人と外国人との間にはまだまだ文化や身分の違いがあった時代、ライフスタイルもほぼ180度違う中でこの建物はどんなふうに使われていたのでしょう??
考えても考えても謎は尽きません!!
もしよかったらこの謎、考えてみませんか??
それでは今回はこの辺で!!
他の記事も読んでいただけると幸いです!!
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