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サンマルタン運河を散歩

モンマルトルで、映画「アメリ」の撮影地として使われたカフェなどを訪れましたが、その他の撮影地の中で、まだ一度も訪れたことがなく、行ってみたい場所がありました。

「サンマルタン運河」です。

冒頭で、飼っていた金魚を母親に捨てられてしまうシーンや、大きくなってから水切りをするシーンで使われていた場所です。

今回3度目にパリを訪れ、そういえば行ったことがなかったなと思い、散歩に出かけました。

バスチーユからリシャール=ルノワール通り沿いを歩きながら、運河へ向かいます。

通り沿いには、長く緑豊かな公園が続いているようで、公園の中を歩いて行きました。

緑のフェンスで囲われた、長く続く公園。

日光浴する人、遊ぶ子供、卓球をする人、ベンチで世間話をする人、色々な人達が公園でのんびりしていました。

備え付けの卓球台がありました。

途中、少し道を外れて「トリュイヨ庭園」を少し散策。庭園の先には、サンタンブロワーズ教会が。

庭園の先の、教会の存在感。
庭園には、大きなサイコロが沢山転がっていました。
教会の近くには、その名のついたメトロの駅もありました。

再びリシャールルノワール通り沿いの公園へ戻ります。

公園は木々が黄色く色づいていて、とても美しかったです。天気も快晴で清々しく、景色が常に絵になるような気がして、沢山写真を撮っていました。

しばらくすると運河が見えてきました。

あのシーンは運河のどのあたりなんだろう?

思っていたより川幅の広い運河には、映画でも見たお馴染みの鉄橋が等間隔に川をまたいでいます。

シンプルで、美しいフォルムの鉄橋。

思いの外観光客もいなさそう。ポツポツと人が川沿いに座ってくつろいでいます。

自分もなんとなく座りたくなって、川沿いのベンチに腰掛けてまったりしました。

クルーズ船が通る時、水平にかかる橋が90度回転する瞬間を見られました。
渡りたい人は遮断機の前で待っていました。

日が限られた旅行でなければ、このまま夕方くらいまでのんびりしたいなぁ…と思いました。

てもつい、勿体無い精神が勝ってしまい、しばらくしてすぐにまた歩き出してしまいました。

この時、本当に気持ちよく太陽光が降り注いでいて、とても居心地が良かったです。

季節が違えばまた、別の雰囲気や発見があるのだろうなぁ。

今度は春か夏の、緑が豊かな時に訪れたいです。
とはいえ、次はいつに行けるのかな。。


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