復職して2週間
適応障害より復職して、おおよそ2週間がたった。
復職したといっても、ほとんど仕事がない。
いろいろ訳があるのだろうが、一番は体調への配慮だろう。
配慮という名の厄介払いの可能性をだいぶ感じているのだが、
配慮ということにしておく。
僕は人事の採用という立場でいるので、
たまに思い出したかのように面接調整だけ依頼されてはそれをこなし、
後は「調べもの」という名の自由時間である。
そんな感じだからかなのかそうでないのか、いろいろやってみられていることもあったり、考えていられることもあるので、なんとなく書いてみる。
【転職活動】
復職と同時に転職活動を始めた。
もう長く働けないと思わざるを得ない言動が、会社側から聞こえてくるためだ。
ひとつ前の会社は9か月でやめているし、今の会社もこれでやめたら2年弱。
おまけに直近半年の休職だ。
もっとズタボロな転職活動になっていくかと思っていたのだが、思ったより相手してくれる会社がある。
というか下手すると今の会社より条件良くなるかもしれない。
なんでやねん。
人材難の時代、恐るべしである。
【キャリア支援活動】
キャリア支援活動を始めた。
いや始めるつもりはなかったのだ。
ちょっと見学していたら、なんか始まった。
大々的に告知していいもんなのかちょっとわからんので、曖昧に濁しておくが、
若者のキャリア支援のツールを開発するプロジェクトチームに呼んでもらった。
若者支援はもともと、若かりし頃の大西がやってみたいと思っていたことの一つであった。
新卒で入った会社を4ヵ月でやめて、本当にさんざんな思いした。
その思いを他人にさせたくないよね、という気持ちは、人事という立場でも今の自分のモチベーションであったりする。
なんとなーく、ぼんやりそんなことを考えては、目の前の仕事をこなしていく。
そんな10年くらいが僕の社会人としての時間だったわけだが、
なんとある日突然、仕事外のところで、その場のご縁をいただいた。
勝手がわからぬタイミングで、いつもどうしたもんかと思いながら、
ZOOMで打ち合わせに出てはあれだこれだと言っている。
なんか、まとまったら、noteにも書きます。
【かくしごと】
「書く仕事」の「隠し事」がある。
そう、書く仕事が来たのだ。
文章を書く仕事。
金額も文章量も大したことはないのだが、これは驚いた。
何に驚いたって、依頼が来た方面がまるでアサッテなのである。
全くの専門外。
そんなことは分かっているであろう僕にわざわざ依頼をかけてきたということは、「一般市民目線の等身大の言葉」が欲しいのだろうと解釈して、
文章を書いては消している。
幸い締め切りにゆとりがあるので、もう少し悩んでみようかな。
これも、まとまったら報告します。
関係ないけど、昔、"描く仕事"の漫画があったね。久米田康治作品。
【極秘日帰り旅行】
事情があって場所はいえない。
千葉県某所に日帰り旅行に行った。
高速バスで2時間かけて向かった先では、
とてつもなく優秀な人と、優秀な人を訪ねてきた人に大西が混ざった。
理屈は分からん。
なぜだと聞かれてもまともに答えられないのだが、100キロ離れた土地でキャリアを考えると、何かしらに目覚めやすいというライフハックをもらった。
あと、その土地のことを良く知っていることが、
実はお金を産み出せる可能性があることも十分理解した。
なんだか、点と点が線になった瞬間だったように思う。
こうやって、動いていこうと思えた瞬間だった。
具体的に書けないのが惜しい。
【パン作り】
パンを作る会に行った。
パン生地をこねたことなど人生で一度もなかったので、本当に不思議な体験であった。
なんせパンである。
スーパーでもコンビニでも無限に買えるのだ。
効率だけ考えたら、パン生地をこねて作る作業は、全くの無駄である。
だけど、こういうところに、自分の人生を豊かにするヒントがあるなあと
パン生地をこねながら思った。
人間だもの、理屈の上で無駄なことも必要なのだ。
むしろ、無駄なことの中に、大事なことがあったりするのだ。
帰りの電車の中で、自分たちのやりたいことについても少し話し合った。
こうやって生きていけばいいんだなとちょっと思えた。
生き方を捉えて、組み替える。
川の流れに竿を指す。
2024年、34歳のこの年は、こうやって生きていく年のようです。
振り返ってみると、悪くない。
いやまだ終わってねえけどな。
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