2020年11月の記事一覧
【読書メモ】医療の外れでー看護師のわたしが考えたマイノリティと差別のことー
だまされたジャケ買い…という死語があるけど、本書はまさにそんな感じだった。
本書の表紙には、
若手看護師が描く、医療と社会の現実。(本書帯より)
医療に携わる人間は、こうした社会や医療から排除されやすい人々と対峙するとき、どのようなケア的態度で臨むべきなのか。(本書表紙裏)
…と紹介されている通り、「看護師が、職業人として日々接する患者を通じて感じ、考えた社会的排除の話」…ではない。全然な
【読書メモ】病と障害と、傍にあった本ーこのどうしようもない「積読メーカー」ー
Facebookというものは、それだけでかなりの「積読メーカー」だ。つまり、いい本の紹介が流れてくる上に、スマホで眺めていることが多いのでそのままぽちってしまうので、気がついたら家の中は新着の本だらけになる。最近、活字中毒が深刻さを深めているので、相当気をつけないと月末のカードの請求が本代で ( ゚Д゚) ということも。
なのに、こんな本が。。
何がヤバいって、「病」や「障害」の当事者だったり
【読書メモ】在野研究ビギナーズ
ここ数年、私は自分がどういう方向に行ったらいいのかよくわからない(いや、「ウソつけ」とかいろいろツッコミが聞こえてきそうだけど)。ただなんとなく、弁護士で公務員になって対人援助の部署ばっかりぐるぐるしているという、他にそんなにたくさんの人が経験したわけではない仕事から見えているものを形にして伝えたい、という気持ちはなくはない。これを指して「研究」と呼べるのかどうかはさておき、どう具体化するかが全然
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