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古本のあれこれ
本は新書で買うのも古本も好きだ。
それは昔からずっとそうだ。
しかし、本日注文していた村上春樹の
「女のいない男たち」
の文庫本を中古で購入したものが手元に届き、私はとてもがっかりした。(映画「ドライブインマイカー」の原作本)
いやいや、面白い事があった、が正しいかもしれない。
なぜなら中表紙にでっかく以前の持ち主の感想が赤ペンで記載され、中にもチラホラ考察などが書き込まれていた。
結構ショック、しょっぱなに感想を書くなんて。
以前の持ち主がどうしようと構わないのだけど、美品、と書いてあったこと、書き込みに関する特記事項が無かった事もショックだった。
それから、私は本が好きなのだけど、本に感想を直書きする人を初めて見たので、その事柄にも興味を持ってしまった。
そちらの方が大きいかも(笑)何が書いてあるのか興味津々。
進研ゼミの赤ペン先生を思い出した。ある意味こういった本に当たった事が興味深い。
過去、購入した古本で以前の持ち主の何かが残っていた事は何回かあった。レシート、チラシ、コンサートのチケット。
こういった類は私自身がその持ち主の気持ちになりタイムスリップした様で嬉しくなる発見だ。
一番嬉しかったのは、四葉のクローバーの押し花。
これはラッキーな事がありそうで、幸せな気持ちになりとても嬉しかった。
今回の書き込み、一つ言えるのは私と以前の持ち主は考え方や気が合わないみたい。
(笑)
本の感想は人それぞれなので、誰かの感想を知ることができた事がラッキーか。
それとも、どこかの誰かの本を読んだ時の気持ちを勝手に知ってしまいアンラッキーか。
変な事があると面白い。
(MacBook)