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去年の7月、地獄へ落ちる練習をしに恐山へ行って、宿坊に泊まった。

夜中目が覚めて、部屋に置いてあった南直哉著『刺さる言葉』をめくってみた。




しゃくりあげて一人、泣いた。

この言葉に出会うために、私は呼ばれたのかもしれないと思った。




先日、書評欄で見かけた、こういうお顔の方だったんだ。

2024年6月1日付け東京新聞





それに”なおや”だとばかり思っていたら ”じきさい”と読むのでした。

なんて優しそうなお顔なんだろう。

南先生、ありがとうございました 苦しみが消えたわけではないけれど、気持ちはすごく救われました。

お山へ行って良かった。

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