恐山でのこと
去年の7月、地獄へ落ちる練習をしに恐山へ行って、宿坊に泊まった。
夜中目が覚めて、部屋に置いてあった南直哉著『刺さる言葉』をめくってみた。
しゃくりあげて一人、泣いた。
この言葉に出会うために、私は呼ばれたのかもしれないと思った。
先日、書評欄で見かけた、こういうお顔の方だったんだ。
それに”なおや”だとばかり思っていたら ”じきさい”と読むのでした。
なんて優しそうなお顔なんだろう。
南先生、ありがとうございました 苦しみが消えたわけではないけれど、気持ちはすごく救われました。
お山へ行って良かった。
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