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「海をあげる」を読んで、沖縄の一面を知る

おはようございます!

今日は読書のお話です。

最近、こちらの本を読みました。


同じ著者の本で、

その少し前に、こちらも読みました。

著者の、上間陽子さんは、

沖縄のご出身で、現在は、琉球大学の教授で、

未成年の少女の支援や調査をされている方です。


ちなみに私は、沖縄、大好きです!!

高校の修学旅行で沖縄に行って以来、

リゾート!移住したい!南国最高!

って、そんなイメージしかない沖縄でした。

でも、そんな私も40代にもなれば、

ちらほら入ってくる、沖縄のリゾート!というだけではない一面。


・DVの問題
・貧困の問題
・米軍基地の問題

沖縄の見え方が変わってしまう、、でも、上記の問題の中で、

最も被害があるのは、その子ども達じゃないか?

子育てをしている身として、やはり目を背けてばかりはいられないと思い、

手にとってみました。


15歳で家を出た春奈さん、同じく、家出少年の和樹さんの紹介で、

民宿で暮らし、援助交際をして4年間程暮らしていたそう。

家出をしたって言っても、実家は目と鼻の先の距離感だったようで、

仕事でタクシーに乗る時は、家の前を通過したりもしていたそう。

家出をした経緯は、

お父さんが出稼ぎで東京に行く中、春奈さんは、

お父さんの再婚相手と2人暮らしになってしまって、それがきっかけのよう。


ううーん。

15歳で家出されたら、

・親の仕事を変えて、一緒に住む
・東京で一緒に住む

と、親の立場なら考えるけど、そうは出来ない事情もあるのだろうけど。

ここで、自分の子ども時代を振り返ってみた。


私の父は3回結婚して、3回離婚してる。

自称、モテ男だそうです。

私が15歳の頃には、3回目の離婚が完了してた(笑)。

家族の機能不全、という状況は確かに同じような感じがするんだけど、

春奈さんの家族と、私の家族の違いはどこにあったんだろう。

父はろくでもないんだけど、

「お前達を育てるのは、子育てはほんまに楽しかったわ!!」

とよく言っていた。

その言葉と笑顔から、愛情を受け取っていたのかなと、思う。


15歳で、自分で暮らしていこうとするって、すごい決意だと思う。

でも、援助交際は、あかん!!

月並みな言葉しか言えないけど、自分を大切にしてほしい。。

その後、春奈さんは和樹さんと別れて、

昼の仕事をしているそうです。

若気の至り、として片付けれる話ではないんだけど、

それでも前向きに暮らしを進めたことが書かれていて、ホッとはした。


ちなみに上間さんは、星野源さんとも対談をされてた。

切実すぎて、語れない、沈黙してしまうような問題には、

色々な方面からのアプローチが、力になるなと思いました。


最後までお読みくださり有難うございます。
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