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えっ、少ない!「ワクワク通っている」との回答は1割未満!そこから見える、現代の大人と子どものコミュニケーションの可能性🤝

今年オープンしたソーシャルデザインラボの「そでらぼWEBサイト」。
2024年10月現在、私たちがチームで進めているプロジェクト(名称:育苗実験)のページを5つ制作し、活動内容やメンバーの思い、最新情報などを発信しています。

このサイトの各ページには「投票」の仕組みをご用意しています。

各育苗実験に関する質問を訪問者に問いかけ、簡単なアンケートを実施しています。
今日は、「サイボウズ×鴨居中学校チーム」の「あなたの地域の子どもたちはワクワクして学校に通っていますか?」の問いかけをピックアップ。
どんな回答が集まったのでしょうか。

10月8日時点の投票結果は以下のようになりました。

10月8日時点の投票結果(そでらぼWEBサイトより)

円グラフにすると以下のような形に。

投票結果 円グラフ

「通っている」は1割にも満たない約7%。最多の「わからない」が6割以上を占める結果となりました。

投票結果から私たちに見えたことは・・・

投票からの発見

「通っている」という意見が少ないとネガティブに感じてしまいそうですね。ですが、「通っていない」と知っていることは子どもの言葉や表情から大人がしっかり思いをキャッチできていると解釈できる気がしました。
また「わからない」という票の多さからは、ご近所付き合いなどが減り、大人と子どもの接点が全体的に減った今の社会を表しているように感じます。

鴨居中のように学校の取り組みが多様になり、フリースクールなど学び場の選択肢が増えている現在。その情報発信をすることは、どんなことを今の子どもたちが求めているのかを大人が知るきっかけになるのではと考えています。『わからない』が多い今、関心を育てるのに一番必要なことかもしれませんね。

これについて、サイボウズ×鴨居中学校チームのオーナー・前田小百合もコメント。

こんなに多くの方に投票をしていただき、学校や学び場に対して関心を持っている方がたくさんいる、ということですね。とても心強いです。

「(ワクワクして)通っている」と「(ワクワクして)通ってない」と回答した方。この選択肢を選ぶということは、身近にいるお子さんを思い浮かべながら回答してくださったのではないかと想像します。

どんな思いを持ちながら回答いただいたのかなと思いながら見ていました。
一方で、「わからない」という回答が半数以上あり、いろんな子がいるということをイメージして回答してくださったのではないかと思いました。
というのも、我が家でも、地域の学校に楽しく通っている娘も、別の選択肢を取っている娘もいますので、一概には言い切れないかもしれません。

鴨居中学校のなごみルームの子どもたちもそうですが、子どもたちそれぞれが、「自分らしく学びを進めていける選択肢を持つ」ということができていたら嬉しいですよね。
和みルームは、サイボウズだけでなく、プロサッカーチームや塾・予備校の方など、地域のいろんな方と繋がっていて、その連携は大変参考になります。

「地域に開かれた学校」という方向に向かっていますので、地域のいろいろな方が学校や学び場と繋がり、地域にワクワクする学び場が広がることを願い、これからも活動を続けていきたいと思います。

サイボウズ×鴨居中学校チームのオーナー・前田小百合のコメント
鴨居中学校「なごミーティング」にて(左端が前田)
鴨居中学校のなごみルームの活動

投票してくださった皆さん、ありがとうございました!

そでらぼサイトでは、教育・防災・児童福祉・地方創生などさまざまな社会課題に関わる育苗実験について発信を続けています。

今回ご紹介したサイボウズ×鴨居中学校ページ以外でも投票を受け付けていて、皆さんの声を幅広く募集しています。
ぜひサイトにお越しいただき、声をお聞かせください!

(投票を受け付ける質問項目は不定期で更新し、引き続き、皆さんの多角的で多様な意見を集めるツールとして活用していきます!)


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