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【LINEコラム】コロナ対策になるかも!?『腸活』のメリット(2021.08.26&09.02配信)
こんにちは。
『心と身体の健康が第一』なキャリア構築と組織経営で健康寿命を延ばしたいライフデザイントレーナーの丹後友里です(@LDT_ytango0630)。
ワクチン接種もそれぞれの地域で工夫された対策で行われていると思いますが、「ワクチン接種したから大丈夫」と慢心せず引き続き感染症対策をしながらニューノーマルの生活スタイルを送りましょう!
今週のコラムのテーマはコロナ対策にも効くかも!?
『免疫力』にも関係してくる『腸活』です。
「腸と免疫力??」
「腸活ってダイエットじゃないの??」
そう思う方も多いと思います。
ですが、実は体内の感染予防に努めてくれる『免疫細胞』の7割は腸にいるんです。
腸の中では細菌たちが『腸内フローラ』という花畑をつくって環境を保っており、そこで活動している『細菌たちの種類が豊富(細菌に多様性がある)な状態ほど良い』とされています。
ですので、食生活に偏りがあったり、栄養バランスの良い食事ができていないと花畑(環境)にいる腸内細菌たちの活動が崩れてしまい、免疫細胞たちが暴走し始めてアレルギー性の疾患などを引き起こしてしまったり、免疫力全体が下がって感染症から身体を守ることができなくなってしまうことになるんですね。
では、その腸内細菌たちの活動環境(腸内フローラ)をどうやって保つべきか?
それが『食物繊維が多く含まれている食事をする』ことです。
これまで食物繊維と聞くと『便秘解消』のイメージがありましたが、最近の研究では食物繊維の性質(水溶性・脂溶性)を重視するより、『腸内細菌の発酵(腸内細菌が食物繊維を食べてエネルギーにする)機能』が大事だと言われています。
つまり、
私たちが食物繊維を食べる
↓
大腸で食物繊維が吸収される
↓
腸内細菌の下に届く
↓
腸内細菌が食べる
↓
腸内細菌の活動が活発になる
↓
細菌たちの活動効果で
糖尿病・肥満・大腸がん・認知症
などのリスクを下げる
という疾病対策にもつながるとか!
『腸活』と聞くと、『溜まっている便を出して(便秘を解消して)体重を落とす!』というダイエットの要素が先行しやすいですが、このダイエット(減量)はあくまで副産物。
大切なことは、
◎食べたものからちゃんと栄養を補給する
(ルートを綺麗に保っておく)こと
◎身体の中にいる仲間
(腸内細菌・各種細胞・器官・臓器たち)の
ために栄養を補給すること
◎体内で使って出たゴミ(毒素)を
ちゃんと体外へ吐き出す(力を養う)こと
これができて初めて『腸活』といえる、と私は考えています。外見に気を遣うと同様に、体内の環境にも気を遣って内外共に美人を目指していきましょう!
ということでここからは具体的にどんな料理が『免疫力を高める腸活の食事』になるのかをレシピを交えてご紹介していきます。
皆さんは『腸活にいい食事』と聞くとどんなものをイメージしますか?
割とイメージがつきやすいのは、食物繊維や発酵食品を摂ることだと思います。
しかし、意外と見落としがちなのが↓。
◎『脂肪(脂質)』『たんぱく質』を摂りすぎない
◎ バランスよくさまざまな食材を食べる
先述で紹介した記事では
【 腸内環境を整える食事方法 】
①発酵食品を食べる
②食物繊維が豊富な食材を食べる
③脂肪とタンパク質を摂り過ぎない
④バランスよくさまざまな食材を食べる
の4つがポイントとのことでした。そこで今回は免疫力が高まるだけでなく、その他の疾病対策やアンチエイジング効果も期待できそうなメニューをご紹介していきます!
![画像3](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64428563/picture_pc_1d547f80bbb9fe69c2529ec5aa8fe7e0.png)
サツマイモをいれることで
発酵性食物繊維が摂れるだけでなく、
腸のぜん動運動を促進する成分をつくる元になる
『難消化性でんぷん(レジスタントスターチ)』
も豊富!
レジスタントスターチ自体は
血糖値の上昇を穏やかにし、
満腹感を持続させることがあるので
ダイエットにも◎。
また、酒粕にもレジスタントスターチが豊富。
ビフィズス菌の増殖作用があるので
より腸内環境を整えて便通改善を図ってくれます。
![画像4](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64428710/picture_pc_677756eef0ad0c66ccf5c9bdbd12324a.png)
おからは弱発酵性食物繊維がたっぷり。
女性ホルモンと似た働きをしてくれる
大豆イソフラボンも得られるので
ホルモンバランスが乱れがちの方には最適◎。
また、キムチには乳酸菌が豊富!
食物性由来の乳酸菌は食物繊維の発酵を促進する
と言われているので合わせて摂るのが◎。
また、香辛料の効果で身体の保温性もUP!
まだまだ暑いところは暑さに負けてしまいがち
ですが『暑気払い』も兼ねて食べるのもあり。
冷房冷えに悩んでいる人にはより◎。
![画像5](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/64428764/picture_pc_33b6b93f951792501f4d1eae60d626b9.png)
発酵性食物繊維は玉ねぎ・ジャガイモに
含まれていますが、
食品ごとに腸内で発酵する時間も場所も違うので
いろいろな種類を摂るのがいいそうです。
キノコは非発酵性食物繊維が豊富で
お通じ改善に効果的◎。
食事の余分な脂の吸収を防いでくれる効果も!
また、トマト自体は食物繊維は
そこまで多くはありませんが、
抗酸化成分のリコピンやビタミンC、ビタミンE、
塩分排出に役立つカリウムが豊富にあります!
エクストラバージンオリーブオイルを加えれば、
リコピンやビタミンEの吸収も高まって
さらに抗酸化パワーがアップ!
いかがでしたか?どれも美味しそうなスープでしたね!
今回は参考記事で紹介されていたメニューから抜粋したものをご紹介していますので詳細は先述の記事からご覧ください!
私もどれか作って食べてみようと思います!
今回も長々とお読みくださりありがとうございました!
少しでも皆さんの健康力向上にお役立てできたら幸いです。
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