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#自由

7が2を回収すると穴が開く

7は天と地を繋ぐ落差そのものです。それが7に2がプラスされ、天地を回収するように9になると、落差はなくなり途端に出口ができます。7は上下の方向性ですが、9はその上と下が結びつき円になり、落差は消えます。するとどっちが上でも下でもよくて、相対するもののどちらか一方だけしか見えないということがなくなり、前を見ていると裏がわかり、表を見ると裏が見えるようになります。川の流れのような落差からは見えないもの

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元素の獲得

どの元素もそうですが、獲得すると、その元素に対する抗体ができるので、避けることも否定することもなくなります。水を獲得したなら、水に入ることを避けないし、土を獲得したなら、土を嫌悪することもなくなります。土に足を取られず、水の中を自由に泳ぎます。

ルールに縛られることと、ルールを守ることは異なり、権力から逃げることと、その権力より大きな力に属することも異なります。ルールから自由になると縛られずに守

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魂のブループリント

魂のブループリントと呼ばれる、生まれる前に決めたことが描いてある図みたいなものがあるそうですが、この「決めたこと」というのもやはり、普遍的象徴的意味であって、具体性はないと思います。たとえば36歳で病気になると決めたり、42歳でこの人に再会するとは決めておらず、36歳で社会内自己から本質的自己へ変わる、あるいは自己に目覚めるとか、42歳で本来の自分の人生が動き出すとか、そういう決め事はあると言えま

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父を獲得する

実際の父から自由になり、父を獲得していないと、無意識のうちに「こうしなければいけない」に縛られます。誰かに何か言われているわけでもないのに、「しなければ」「きっとこう思われている」「こうしろと思ってるんだ」というような言葉が、自分の中を支配します。自分の中にこういった言葉があることで、自分自身が守られているとも言えます。

父を誰かや何かにしてもらっていると、たとえば、どこかに所属していなければや

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苦労は必須ではない

タロットカードには生きることのすべてが描かれ、そのすべてをやり尽くすことで、最終的に自己を結晶化することができますが、この中に「苦労」を意味するカードがないように、苦労は買ってでもする必要はありません。ここは勘違いされやすいところで、苦労しなければ生まれないものはなく、苦労が何かを生むわけではありません。

私たちはやりたいことをやるために、目的を持って生まれてきています。楽しく自由に生きていいわ

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変わりたくないのは肉体

土の元素に関係する肉体というのは、維持や遅延という性質を持ち、変わらないことを良しとし、死を遅らせようとするものです。つまり肉体を持った自分というのは、変わりたがらないということです。反対にエーテル体の自分、本質的自己というのは向上心に生きています。肉体から自由になるにつれ、本質的自己を生きるようになり、変わりたがらない性質からも自由になっていきます。肉体というのは、出入り自由な乗り物みたいなもの

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創造する側の生き方

いわさきちひろが「大人になることは、他人を愛することができるようになること」と言い、100万回生きたねこが、他人を愛することで死ぬことができたように、愛を知ることは輪廻から抜け出すことに繋がります。愛を知り愛になるとは、立方体の8つの頂点を自分のものにし、中心を取ることではじめて可能になります。欠けのない状態、何かに押しつけず、余計なものがくっついていない状態ではじめて愛を知ることができます。 自

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選択権

自分が明らかになるにつれ、「これは私だけど私じゃないかもしれない」となるものです。私らしすぎてちょっと恥ずかしくなったり、過去の色々に後悔したりするのは、その自分に自己同一化しているからです。明るみになった自分は、癖やこだわりに過ぎないものではなく、生かしていくものになります。好きなものは好きで、嫌いなものは嫌いで、それに振り回されるわけではなく、好きなものを選ぶことができるようになります。癖こだ

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自由について

自由になったものには二度と関わらなくなる、というわけではなく、自由になったものは自由に扱うことができるようになります。たとえばお金から自由になるというのは、「お金がなくても生きることができる」ことを言うわけではなく、お金を自由に扱うことができるということで、「やりたいこと、欲しいものがあるとき、いつでもお金がある」というような状態です。いつでも自由に増やしたり減らしたりできるということです。人間関

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自由について

自由とは、ある範囲において感じることができるもので、外があると知ると同時に自由は失われ窮屈になるものです。家庭が窮屈なら外をフラフラ歩くと自由を感じ、日本が苦しいなら外国に行くだけで自由を感じます。地球の閉塞性に気がつき外に出ることができると、太陽系に意識は拡大し恒星であったことを思い出します。それでもまだ完全な自由とは言えません。太陽系の外も存在すれば、銀河の外もあるからです。

輪廻という激流

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上から下まで行ったり来たり

タロットカードは占いのために作られたわけではなく、日常生活の詳細を読むには向かないけれど、この世界で生きることの「すべて」がカードには描かれています。一枚一枚のカードの意味は、恒星に回帰し自己を結晶化するための、進化の過程という「意味の階層」もあれば、「何を食べたらいい?」とか「この人との関係性は?」というような個人的な「意味の階層」もあると考えるとよいです。より統合した普遍的で永遠の意味が分割し

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心底わかったものからは自由になる

やめられないことを無理にやめる必要もなく、捨てられないものを無理やり捨てる必要もありません。「今関わっている案件や仕事をやめたいけどやめれない」とか「縁を切りたいのに切れない」とか。やめれない、捨てれないことについて、もやもや考え続けていると、その抱えているものに支配されていきます。他のことが考えられず、何も始められなくなります。

目の前にあることのすべてが、今の自分に相応しく理路整然と並んでい

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