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2024年8月の記事一覧

幾通りもある夢の意味

夢の解釈は幾通りもあるわけですが、それはやはりどの階層で見るかによって変わるということでもあって、つまり少なくとも7通りはあるはずです。ある階層では前に進んでいると読んでも、別の階層では後ろを向いているという相反する解釈になる可能性があります。可能性があるというより、そういうものです。泥水の意味を考えても、稲を育てる豊かな土壌という印象もあれば、土のルールに水の感情が混ざり、ルールに引きずりこむ泥

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兄弟姉妹という影

兄弟や姉妹、特に同性の兄弟というのは、影になりやすいです。兄や弟、姉や妹を見れば、仲が良いとか悪いとかは関係なく、自分だと思っている自分とは正反対の性質を持った、自分の影が見えるということです。たとえば私の場合、アカシックリーダーに「あなたはふてぶてしい人なんだから、もっとふてぶてしく生きていい」というようなことを言われたとき、ふてぶてしく生きるってどういう感じかな?と思い、「ふてぶてしい人と言え

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階層を実感する

全惑星意識の人が惑星意識の人たちに支えられて生きていることはなく、昨日の話の続きになりますが、全惑星意識が意識を射出する先は恒星で、恒星意識によって存在が維持されます。つまりナイトはキングの意識を垣間見、クイーンによってキングと繋がっています。これを言い換えると、大地母神から生まれる馬を通して恒星意識に従うのがナイトで全惑星意識です。恒星意識と大地母神は、オールドワイズマンとグレートマザーで、その

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死から顔を出すもの

陰陽化を解くと何もなくなったように感じるもので、このまま消えてしまうと思うわけですが、そうなってようやく上位の存在に出くわします。螺旋階段を一つ上った瞬間です。意識は対象があってはじめて働くわけですが、「私が見ている」という一方通行ではなく、「私は見られている」ということに気がつきます。意識を射出することで自分が維持されているだけではなく、意識を向けられていることで自分が維持されています。見る見ら

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ご褒美を買ってもいい

「ご褒美に時計を買おうと思っていたけれど、ウクライナのニュースを見ていたら、そんな贅沢なことはできない、なんて私はダメな人間なんだと思って。こういう時どうしたらいいんですか?」と聞かれました。「私が豊かであればあるほどウクライナは平和になる」と思えばいいです。

誰もが自分のことは自分でするようになると、人に押しつけたり、環境に投影することもなくなります。豊かさとは、自分が自分を生きているというこ

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星に帰った後

星に回帰した後の実体験として言えるのは、星に帰ったら「あがり」ではなく、星によって感じ方も生き方もすべてが変わっていくということです。今の私がすべて書き換わったのかと言えば、どうなんだろう?という感じです。まだ変わり切ってないところがあって、結局星に帰る前に取り組んでいたことを、再度見返しているようにも見えます。そして改めて世界に入り直しています。感情的に否定しているとか、影にしているものがあると

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岩戸開き

岩戸開きとは、恒星とのルートを開くということで、アマテラスが表に出ることは、太陽が出るということで、本質的自己が生き始めるということです。そういう意味で、新しい世がはじまるということです。アマテラスが岩屋を出るとき、アメノウズメが踊り、タヂカラオが戸を開けています。アメノウズメは金星で左の柱的、タヂカラオは水星で右の柱的で、この左右の働きによって、中央の柱が開通します。アメノウズメの踊りは、法悦や

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信じることの力

起きているときの自分が、「私の故郷はどこだろう?」と考えても、どの星にも、故郷だという実感を持つことは難しいと言えます。起きているときの自分は、肉体感覚に依存しがちで、肉体というのは地球産なので、恒星というルーツに実感を持つことは難しいです。寝ているときの自分が実感していることも、起きているときの自分は疑うものですが、それは自分自身が感じていることを疑っているということで、内的実感よりも、外界の出

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星の記憶は集合意識にある

星の記憶というのは、個人的な記憶ではなく、集団とか集合意識が持つ記憶です。生まれてきたときのことを、自分の記憶として思い出したとき、落とされたとか閉じ込められたと感じる自分もいますが、星の記憶まで取り戻すと、意図と目的を持って、自らを分割して世界内存在となったという自分になります。落とされ閉じ込められた自分もいれば、自ら世界内存在になったという自分もいるということで、階層化された自分は、上の方は集

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四辻意識

「岸部露伴は動かない」を観ていたら、四辻では不思議な力が働き、たとえば四辻で「海外旅行に行きたい!」と言ったら、通りがかりの集団がまったく別の会話の中で「むりむりむりむり」と言っている声が聞こえてくるとか、そういう「占い」みたいなことができる、とやっていました。四なので、個人を越えた意志が、個人の言葉を通して伝えられるということですが、これはわりといつでもどこでもあるよね、と思いました。自分自身が

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砦から神殿へ

1年に2,3回、統合失調症で入院している50代の女性から手紙が来ます。書いてあることはいつも同じで、「美人でモテモテだから嫉妬されていじめられている、小説の出版を父が邪魔をするが、出版社の依頼で執筆に忙しい、仏教徒なのにキリスト教徒に迫害されている、世界平和のために活動している」ということです。

社会常識や良識、所属する会社や組織、社会的立場に守れていると、この手紙にあるような思い込みは、自然に

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次元のはなし

一次元は線、二次元は平面、三次元は立体で、私たちが肉体を持って存在するとき、私たちは三次元存在と言うことができますが、では立体の意識が働いているかというと、そうでもないです。平面である二次元は2に基づく意識とすると、これは癖こだわりによる思い込み意識です。この平面の意識は、大地に足を着けて歩くペイジと考えるとよいので、立体である三次元の意識とはナイトになります。ペイジは哺乳動物で、ナイトが人間と言

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サイン体験を深める

占星術講座を受けている人の中には、1回の講座で、たとえば牡羊座と1ハウスを学び、そのサインを夢で体験して絵に描いてまとめる方法で受講している人がいます。次回の講座までの1ヵ月間に、夢を見ては考え、夢の体験を深めていくので、サインと数字への理解が深まります。見はじめの夢では、その人にとってのサインの印象が如実に表れ、次第に個人性が薄れ、普遍的印象に変わっていきます。たとえば蠍座に対して、べたべたの甘

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集団感情を利用する

「家族が大事で、家族と過ごしたいから、土日は仕事をしない。」と決めて、関係者に「家族を優先するので、、」と話した途端に、「自分の時間が持てなくなるもんね」とか「大変ですね」というような反応が返ってきたという話があって、つまり「家族優先」という言葉に対して「自己犠牲」という言葉がセットになっているという、集団の固定概念、決まり切った集団感情というのがあるということです。そしてこれによって、「家族を優

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