パパが育児だと思っていることは大体間違えている
とにかく働いていた時期がありました。育児に関しては完全に妻にお任せ。全く無関心な状態でした。
パパは外で稼ぐのが仕事。家庭と育児はママの仕事という、完全な昭和のオヤジ。ですが、今振り返ると、それでも育児をしていたつもりになっていました。完全に思い込みであり、まるで共感は得られていなかったのですが…
自分がやっていた、育児風の内容
1.子供と外で遊ぶ
2.子供と家で遊ぶ
3.子供と食事をとる
ほら、なんとなく育児をやっている感じでしょう。それぞれ書いていきます。これをご覧になっている方、やっちゃダメですよ。
1.子供と外で遊ぶ
天気の良い日に子供を公園に連れ出します。そう、連れ出すので、私が気が向いた時及び、仕事にひと段落ついた時にそれは起こります。
「よし!公園に行こう!」
ただし、小さい子供との外出には準備が必要。
・オムツは変えたか?
・外は寒くないか?
・汚れて良い服なのか?
・水筒持った?
・帽子はかぶった?
・ハンカチやティッシュはある?
・代えのオムツとおしりふきは持った?
ざっと洗い出してもこれくらいの準備が必要ですが、当時の私はお構いなし。さぁ行こう!行けばママも楽になるでしょ、という思考。
これって単純に自分が行きたいだけ。子供と外で遊ぶというよりも、自分を満足させるために行っていただけなんですよね。
教訓
仕事も育児も段取り8分。準備万端で事に臨むべし。
2.子供と家で遊ぶ
これも育児している錯覚に陥りやすいのですが、こんなことをやっていました。
・子供に正しい遊び方を教える
・子供が遊び方に沿っていないと、教えるor怒る
・遊ばせておき、自分はスマホで仕事やweb閲覧
・子供が遊んでいても、自分の仕事が入ったら対応。そのまま遊び終了
今振り返ると、本当に最悪です…
子供の年齢によるのですが、遊びは子供がやりたいようにやることが基本だと思います。ブロック、ミニカー、おままごと、どれをとっても自由に使えば良い。ミニカーが飛んでもいいし、ミニカー同士が戦い始めても良い。
ですが、当時の自分はきちんと遊ばせることが正だと思っていた。そして、勝手に遊んでくれるものだと思っていた。自分はプールの監視員みたいな存在。危ない時にだけくる人です(といってもスマホを見ているので見逃す始末)
これでは子供は楽しくないですよね。
教訓
仕事も育児も枠にとらわれるな。型にはめずに自由に遊ばせよ。
3.子供と食事をとる
これも大事な育児ですね。母乳やミルクで育てている時期から、離乳食、手づかみ食べ、スプーンを使う、補助箸を使うまでの過程で、一人で食べられるのはかなり先になります。
つまり、子供の食事には必ず付き添いとフォローが必要。ただし、当時の私がやっていたことは、
・とりあえず自分が食べる。食べ終わるまで食べる
・子供用にあらかじめ取り置きしておき、あとはお任せ
・子供がお腹一杯なのか、飽きただけなのかを確認しない
・食事用エプロンをつけさせないで食べ始めさせる
・食事が終わっても口を拭いたり、手を洗うフォローをしない
マジで最悪ですね(笑)
子供が小さいうちは、親はゆっくり食事ができません。できるとしたら片方のみ。それを自分は独占していました。だってママの仕事だから。そう思っていました。
それでも自分が食事の世話をするときもありました。
子供が離乳食を食べ始めた時期でした。最初は咀嚼する力もないし、上手くいかないもの。でもこっちはスプーンですくって口の前で待っている状態。早く食べてよという感じになります。
そして、飲み込んだと思い、スプーンを口に入れようとしても嫌がると、「はい、ごちそうさま!」と言って食事終了。おいおい、まだ食べたいのでは?とママからツッコミが入ります。
子供のタイミングではなく、親のタイミングと都合でやっていた状態です。酷いですね本当に…
教訓
仕事も育児も相手の期待を上回る行動を。アフターフォローも忘れずに。
長女はまだ小さいので、長男、次男でできなかったことを繰り返さないように、リカバリー?しています。
ご覧になった皆さん、ぜひ私のような失敗はせずに、育児に取り組みましょう。得られることは大きいですよ。
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