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台湾ひとり研究室:翻訳編「#09《大港的女兒》版元編集、春秋社の荒木さんに聞いてみた。…えっ、別の方に依頼してた!?」

台湾書籍《大港的女兒》 の翻訳者が、日本版の刊行前後の進捗をリポートしていくnote連載です。第9回となる今回は、本企画の担当編集さんにご登場いただきました。

本企画スタートしてから、何人かの方に「それにしても、美帆さんにどういう経緯で今回の依頼が来たんですか」と問われました。ハテ…深く考えておりませんでしたが、そもそも「刊行までの軌跡」をご紹介するつもりで始めた企画です。至極真っ当なご質問と受け止め、関係者に訊ねてみることにしました。

翻訳者養成の雑誌などでは、出版翻訳の一般ルート、王道を紹介する企画などがあるわけですが、手元の『通訳者・翻訳者になる本2024』で若手翻訳者なる方がどのようにして出版翻訳に携わることになったのか、華麗なご経歴が紹介されております。

ただ、今回は翻訳書メインではない版元さんからフリーランスへの翻訳書の発注、というレアケース。おまけにワタクシ、所属する翻訳エージェントがあるわけでもありませんし、何しろ台湾在住です。

そこで、まずは企画のおおもと、担当編集である春秋社の荒木駿さんに企画の立ち上げからこちら、どういう背景があったのかお聞きすることにしました。(そうだったんだ!)満載のご回答を一緒にご堪能ください。

1)「アジア文芸ライブラリー」の企画立ち上げから本書採用までの流れを教えてください。

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勝手口から見た台湾の姿を、さまざまにお届けすべく活動しています。2023〜24年にかけては日本で刊行予定の翻訳作業が中心ですが、24年には同書の関連イベントを開催したいと考えています。応援団、サポーターとしてご協力いただけたらうれしいです。2023.8.15