マガジンのカバー画像

日本語版刊行ヒストリー:《大港的女兒》から『高雄港の娘』へ

60
翻訳書ってどんなふうに作られてるんだろう? 台湾で刊行された陳柔縉著《大港的女兒》を翻訳する過程で起きたことをまとめました。
定期購読マガジン「台湾書籍、翻訳中!」として公開していた記事を1本の有料マガジンにまとめました。台…
¥500
運営しているクリエイター

#翻訳

台湾ひとり研究室:翻訳編「#01台湾の時代小説《大港的女兒》を翻訳することになりま…

この記事はマガジンを購入した人だけが読めます

台湾ひとり研究室:翻訳編「#07陳柔縉さん作品の翻訳家、中村加代子さんに会いました…

「翻訳出版には、5年っていう時間制限があるんですよね」 ギョッとするひと言で翻訳出版の厳…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#22翻訳における注釈の入れ方問題を考える。」

2023年9月に始まった本連載、いよいよ年内最後の1本となりました。今年を締めくくるのにふさわ…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#23年始のご挨拶と現在地のご報告。」

2024年は地震に火災にと、全く予想だにしない始まり方をしましたが、ご覧の方の中にあるいは被…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#24《大港的女兒》翻訳進捗noteは、週1更新をこんなふうに…

毎週更新は楽じゃない いや、アナタ自分で言い出したんでしょ、って話ではあるのですが、週1…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#25編集経験者が翻訳を手がけることの利点を考える。」

前回は、ライターという角度から連載の継続する仕組みをどんなふうにしてきたか、という話をお…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#26台湾の翻訳作業で調べ物に使うツールは?」

ほとんど「知らない」といってもいい地点からスタートする翻訳作業にとって、「調べる」作業は必須です。言葉の訳はもちろん、舞台設定、位置関係、時代背景、職業、食べ物……作品に出てくる事柄は、何はさておき「まず調べる」に始まります。 今回翻訳を進めている《大港的女兒》 は歴史時代小説です。最初の舞台となるのは台湾南部の港湾都市、高雄。今では、台北からでも新幹線で1時間半。東京から電車で青梅へ行く所要時間です。高雄の市内にはライトレールがぐるりと走り、高雄の主要なスポットはそれで回

台湾ひとり研究室:翻訳編「#28翻訳に必須の、あの仕組みを取り入れます。」

そもそもどのくらいの語学力? 自分がこんなふうに台湾に長期滞在する前は「台湾に10年以上住…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#29ゲスト登場!ネイティブチェックの詹さんと新しいソフ…

前回、本作の翻訳チェックとしてネイティブチェックを入れることにした理由とその基本の考え方…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#32 本日、情報解禁!シリーズの1冊になります。」

「アジア文芸ライブラリーというシリーズを立ち上げる予定です」 春秋社の担当編集さんからご…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#39翻訳者の原稿料事情と有料マガジンに込めた思い。」

この話をするかどうか、ずいぶんと迷いました。ですが、翻訳作業の実態を明かし、これから台湾…

台湾ひとり研究室:翻訳編「#41翻訳の醍醐味って一体…の巻。」

台湾に来てからというもの、日本のテレビとはすっかり距離ができていました。ところが、最近は…