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masuno_shota
台湾ひとり研究室:翻訳編「#24《大港的女兒》翻訳進捗noteは、週1更新をこんなふうに仕組み化しています。」
台湾書籍《大港的女兒》 の翻訳者が、日本版の刊行前後の進捗をリポートしていく有料マガジンです。公開から1週間は無料でお読みいただけます。第24回は、この連載を週1回更新する裏側を明かしてみます。
毎週更新は楽じゃない
いや、アナタ自分で言い出したんでしょ、って話ではあるのですが、週1回更新するって思っていたよりも簡単ではありません。身辺雑記とは違うので、テーマ出しから原稿構成、素材、見出し、写真に至るまで、オールインワンで原稿を書くのはアタマを使います。
いや、アナタ職業ライターでしょ、って話でもあるのですが、翻訳や原書にまつわる話をどこまでどんなふうに膨らませてテーマを拾っていくかを考えると、ある種の制限がかかって捻り出すのに時間がかかります。
なんというか、だんだんと冷蔵庫の中に買っておいた在庫を使ってしまって、残っている素材で新たな献立を考えるような作業になってきました。キッチンを司る方ならおわかりだと思いますが、あの、ちょっと切羽詰まった感じがありませんか。
……そんなわけで今回、翻訳とは少し離れた切り口を持ってきた次第。内容的には翻訳というよりもライター的なテーマになります。
連載更新までの流れ
勝手口から見た台湾の姿を、さまざまにお届けすべく活動しています。2023〜24年にかけては日本で刊行予定の翻訳作業が中心ですが、24年には同書の関連イベントを開催したいと考えています。応援団、サポーターとしてご協力いただけたらうれしいです。2023.8.15