若手育成へのAIの絡め方に悩んでいます。
ChatGPTを時々使っています。
先日、以下のような問いを入れてみました。
「人材育成」応援ラジオは、音声配信プラットフォームVoicy上にあるチャンネルの一つです。この「人材育成」応援ラジオのパーソナリティは、誰ですか?
すると、ChatGPTは、こう答えました。
「人材育成」応援ラジオのパーソナリティは、山田太郎さんです。
山田太郎さんは、豊富な経験と知識に基づき、人材育成について語ることで人気のパーソナリティです。
おいおい!
どこを調べてこんな回答を!?
と笑いながら、突っ込んでいました。
これって、大きな間違いですが、正答を知っているから、間違いだと気づけるわけで、ChatGPTをうのみにしないためには、基本的な知識とかスキルとかないとダメよね、ってことを改めて実感したのですね。
さて、話は、若手育成です。
文書作成(たとえば、議事録作成、メール作成など)は、新入社員が最初に躓く箇所です。躓く、というか苦労する、苦戦する箇所です。
議事録を作りたいけど会話内容についていくのに精いっぱい。
やっと書いてみたら、シナリオみたいになってしまう。(逐語記録ですね)
そこから要約しようとしたら、ポイントが何か分からないので、自分が理解した部分を抜粋して、箇条書きにして、結局、より要領を得ない文書が出来上がる。
ChatGPTを間に噛ませて、文書化させてみてはどうなのか?とふと思ったのですが、そして、それは十分可能なのですけど、
そもそも、そこじゃねぇ、という気もして。
「山田太郎さんです」という答えに、「おいおい!」と突っ込めるのは、それが間違いだ、と気づけるからであって、もし、基礎知識を持たないままAIに文書整形をしてもらうと、どういうことが起こるのだろう?
見た目は、OK。
なんとなく、カッコいい体裁にはなっている。
しかし、それは、議事内容の本質でないことを沢山ピックアップしているかもしれない。
いや、そもそもそうなるとしたら、記録自体が不十分で、それ、文章力、文書力じゃなくて、ヒアリング力じゃ?いやいや、ヒアリングの前に、仕事そのものを理解しているる、商材とかサービスについて広く知っているという話じゃ?・・となってきて、どうしたらよいのだろう?と迷うばかり。
文書作成練習にAIを使う、というのは、結局、今のところ、控えておこう、となっている現場ですが、
どこから、どうAIを使わせていくか、って難しいですよね。
人間の能力って何だろう?とか
人間の能力を伸ばすってどういうことだろう?とか、
結構、哲学してしまう日々です。
まあ、酷暑過ぎて、5分くらいしか連続して考え続けられないのですけれど。
というわけで、今朝のVoicyは、「育成とAI」。
早速沢山のコメント(Voicy上で)、ありがとうございます。
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山田太郎さんがとても喜びます。
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