業務委託の打刻を効率化し、勤怠管理をラクにする方法
田中です。
大学生の頃から長期インターン
社会人になってからは副業
業務委託契約とはすっかり仲良くなりました。
業務委託先での悩みは、稼働時間の管理
新しい職場に入ると、「稼働時間はそっちで記録しておいてね」と言われる。
これ、あるあるじゃないでしょうか。
大抵はスプレッドシートで管理するのですが、稼働実績はいつ追加されたかわからないし、信用してもらうしかない状態。
業務委託で働いていたときも、社員として業務委託管理をするようになってからも、「気楽に導入できる勤怠管理のメソッドが欲しい」とよく思っていました。
打刻アプリで稼働時間を記録する
スプレッドシートで勤怠管理すると、いつ編集したかわからない&誰でも編集できてしまうという点が、勤怠管理にはちょっと厳しいです。
勤怠管理アプリは、企業向けには色々あるみたいですが、どれも初期費用が必須だったり、資料請求フォームから見積もり必須だったりで、とっつきにくい現状がありました。
ただ、最近は無料の打刻アプリもあるので、これを活用していきます。
無料の打刻アプリ『ClockClock』
対応形式:PCブラウザ・スマホブラウザ・PWAアプリ
出勤・退勤の打刻
まずは出勤打刻をしてみます。
ログインすると、画像のように出勤ボタンが出てくるのでクリックします。
現在時刻で打刻する場合は、何も変更せず[提出]ボタンを押すだけでOK。
時間を変更したい場合には、申請時刻を入力してから提出します。
ここまでのアプリの良いところを紹介すると、
打刻時間は[提出]ボタンクリック時間を自動的に記録してくれるため、正しい時間を記録できる
自動で記録した時間とは別に、勤務開始時間を指定して申請できる
勤務開始時間が、申請時間と打刻送信時間で別々に記録してある
というところですね。打刻時間をしっかり記録できるのは、スプレッドシートなどでは対応できない部分だと思います。
次に、退勤打刻をしてみます。
出勤打刻をすると、どの出勤を退勤処理するか選べるように、画像のようなセクションが表示されるようになりました。
退勤打刻も、時間を現時刻から変更する必要がなければ、何も編集せずに[提出]ボタンを押下するだけでOKです。
時間を変更する場合は、画像のように日時を指定してから提出します。
これで出勤から退勤まで一通りできたわけですが、とてもシンプルでわかりやすいと思います!
勤務履歴を確認する
自分の勤務履歴は、「打刻履歴」のタブからカレンダー上で確認できます。
勤務履歴をクリックすると、その日の稼働時間・出勤時刻・退勤時刻が確認できました。
申請時刻と打刻時刻が、しっかり別に保存されていることがわかります。
勤務履歴を職場に共有する
「勤怠管理」タブから、以下の情報を一覧できます。
当月&前月の稼働実績(出退勤の時刻)
当月&前月の累計稼働時間
稼働履歴をテキスト形式でコピーできるので、これをそのままメールやチャットで共有すれば、請求書代わりに利用できそうです。
また、その人ごとに勤務履歴をURLで確認できるようになっているので、一度URLを共有してもらえれば、いつでも稼働履歴を確認できます。
業務委託の合計稼働時間(予算)を管理しなきゃいけない立場としては、結構嬉しいポイントになりそうです!
請求書を作成する
打刻アプリで勤怠の履歴が取れるようになったところで、そのまま請求書に成形していきしょう。
業務委託であれば業務委託費として計上すると思いますので、請求書の書き方は以下のようになります。
内容 = 業務委託費(¥[*時給金額を入力]円 × [*稼働時間を入力]h)
数量 = 1
単位 = 個
税率 = 10%
請求書のテンプレートはfreeeを使おう
請求書のテンプレートは、freeeから提供されているものが税理士の監修も入っており、最新化されているのでオススメです。
備考欄に、稼働履歴のリンクを入れておく運用がオススメ
請求書の下部に備考欄がありますが、この部分にClockClockの勤怠を確認できるリンクを記載してもらう運用がおすすめです。
月末に請求書を提出してもらってから、打刻履歴と照らし合わせた確認を簡単にできる
正しい請求をしていないと後からバレる可能性があるので、正しい請求をする動機になる
ここのリンクを請求書に貼っておくだけで、「本当に稼働申告が正しいか」を確認する手間が実質的に減ることになる点がGoodです。
効率的な勤怠管理のメソッドとして「ClockClock(打刻アプリ)」と「freeeの請求書テンプレート」を紹介しました。
特にClockClockは、まだあまり知られていないアプリなので、一度試してみる価値があると思います。
以上です。
参考になれば、スキ❤️ をお願いします!