【脱サラ日記】好きな会社をなぜ辞めようと思ったのか〜社会人3年目になるということは〜②
前回の記事では好きな会社を辞めるきっかけとなった【条件的な理由】とそこで感じた心境の変化を綴りました。
今回は私の中の【定性面的な理由】で辞める!と踏み切ったのかを記載します。
さて。
サラリーマンになるならココ!と所謂第一志望に勤めていた私ですが、入社前からずっと引っかかっていた言葉がありました。
『ミキって就職するんだ。』
バックパッカーをしたり、子ども会という青少年団体に所属したり、成人式で歌ったり、ソロライブを行ったり…
学生時代はたしかに好き勝手に暴れていた方だったかもしれないです。
それを見ていてでしょうか、
そこまで親しくはない同級生複数名に同じことを言われることがありました。
他者評価?ではありますが、たしかに
そうよなぁ…私、サラリーマンに落ち着いちゃうんだ。いいんかなぁ。
と思う節があったんです。
【社会人を経験してみたい】という気持ちもありましたし、【この会社に入りたい】という気持ちもありました。
両親に対しても社会人というものはある意味、誰かに貢献できる人間になりましたという示しになるのではないか、という考えがありました。
また、
【留学したい】
【起業したい】
【進学したい】などと言った明確な“何か”もまだ見いだせませんでした。
他の人がしていないことを選ぶ勇気もなかったんだと思います。
ですが、幼稚園の時七夕の短冊に
『サラリーマンになりたい』なんて一言も書いたことはない…
私はこれでいいのかな。
そんな気持ちも入り混じっていたんです。
でもそんな中でたどり着いたのが
とりあえずやってみたいことの一つなんだから。その一つとしてサラリーマンをやってみよう‼️
ということでした。
そして2年と7日。
私はサラリーマンとして活動しました。
それは辛く、投げ出したい日もあれば
飛び跳ねたいくらい嬉しい日もあり、
できるようになることが増えて
大好きな人がたくさん増えました。
しかしどこかには、
『私はサラリーマンに落ち着いてしまうのか??』という気持ちがありました。
そんな中で、前回書いた条件(会社の異動による働き方)の変化があり
旅立つ機会になるのではないか、と考えるようになりました。
どうしても長くいれば愛着が湧き、
やってみたい挑戦や、できるようになることが増え、
環境は居心地が良くなり、給料も良くなり、と
手放したくないものが増えていきます。
そして、3年目になると少しずつ【責任】も増えてきます。部署によっては、役職を与えられ始めている同期も出てきました。
転職も多い3年目に、自分の将来を見据え、その役職を全うしようとする仲間と、どこか曖昧に他を考えるというよそ見をしている私では、いつか差が生まれてきてしまうだろうとも思いました。
社内に残ることも、旅立つことも
選ばないといけない。
そんな意思が必要だと感じたのです。
その中で私は旅立つことを決めました。